長すぎた15分

ホーム三ツ沢での大分戦は2-3で敗戦。2-0からの逆転負けは

さすがに堪える。

 

監督が用意してきた「新しい風」は、4-3-3気味の布陣だった。

湘南戦でもその兆しはあったが、この日は中山、コウキをワイドに張らせ

安永を高い位置に押し出していた。これが大分の意表を突いたのか、

前半40分までは完全な横浜ペースで2得点。しかし・・・

 

2点を取ったことで、前半をそのまま終えたい気持ちがプレーに出た。

守勢に回ってしまい終了間際にCKから失点。これが痛かった。ここを

シッカリ締めていれば、勝てたかもしれない。ツケは後半に来てしまった。

 

大分の監督はMF田中を左サイドに移し、中山を守備に回らせることに成功。

結果、後半は防戦一方になってしまった。下平監督は残り15分で5バックを

決断したが、かえって相手の勢いを増すことに。サンドバック状態が長すぎ、

同点にされた88分の時点で、横浜の選手に攻めのマインドは残っていなかった。

 

レドミ、松尾、松浦、ケンスケ、マギ、伊野波、キャラ。多くの主力級を欠き、

辛い試合だった。そんな状況でも監督なりに手は打っている。若い選手が多く

出場しているが、経験不足が結果に直結していることも多い。降格が無い

ことをプラスに捉え、今のうちに色々な経験をしておくべきかもしれない。

 

次節・神戸戦は六反が出場停止。思い切ってレジェンド祭り第二弾でも

いいのではないか。若い選手たちも一度、リフレッシュさせてみては。

カズ、松井、俊輔の出場があると読む。

 

最後に一句。

「布マスク 悲鳴も覆う ロスタイム」・・・お粗末でした(笑)