ホーム三ツ沢での清水戦は1-1で引き分け。リードするも残り10分を
凌ぎ切れず。勝ち点3は遠い。
とうとうクレーベまで不在。攻撃の核となるべき存在(松尾も)を失い、
守備面ではボランチが不足。先発を「選ぶ」のではなく、これしかないと
いう11人。さすがに厳しすぎる状況。
それでも前半は守備もはまり、ゲームを支配。決定機を作ったが、なかなか
シュートが枠に飛ばず「またか・・・」と思ったところに渡邊の今季初ゴール。
難しいヘッドをねじ込んで、先制に成功。いい形で前半を終えた。
しかし、後半はシステム変更した相手に対応できず、一方的に攻め込まれる
展開。神戸戦同様、相手の変化についていくだけの成熟度、選手層が無い。
懸念のセットプレーで失点すると、最後はサンドバッグ状態。六反や前嶋の
スーパーセーブのおかげで勝ち点1を得ることが出来た。
新型ウイルスや怪我で離脱している選手が多く、トレーニングも思うように
いかないところがあろう。練習試合どころか紅白戦もロクにできないとしたら、
戦術的な準備が不足するのも仕方ない。ないない尽くし、足りないものだらけ。
ここから1ヶ月は公式戦が1試合のみで、五輪中断期間に入る。この間に、
色々と動きがあるだろう。07年は半年契約で外国人監督、選手を連れてきたが
翌年には全く繋がらない動きだった。今年はどうするのか、クラブとしての
成長が問われる。正直、今の強化部には期待薄ではあるが…名誉挽回して欲しい。
成績の責任を負うべき組織として。