明日への手紙

今季最終戦・ホーム三ツ沢での札幌戦は0-1で負け。最後の3試合は

無得点と、まさに「力尽きた」状態でJ1の舞台を終えることとなった。

 

前節の大分戦同様、早い時間で失点し、その後も低調な内容の前半。

同じ3バックでも相手との質の差は歴然だった。継続して積み重ねたものと、

応急措置的に導入したものでは、そもそも無理があるかもしれない。

 

外国人4人を投入してからは別の試合のように、内容が一変。

観客も楽しめただろう。これまた後半戦の横浜を象徴するような展開で、

助っ人なくしてはどうしようもない。惜しくも点は取れず試合終了。

 

試合後のセレモニーで、社長の退任が突然、発表された。

GMも、コーチ陣も全て退任。監督の去就のみ未発表だが、現時点での

横浜FCは「空き家同然」となってしまった。この上状況で、果たして

選手の引き留め工作などうまく行くのだろうか?選手から見たら、不安しか

ないだろうに。

 

来期はJ2での戦いとなるが、甘い考えで勝ちあがれるリーグではない。

クラブは「1年でのJ1復帰」を掲げるが来年は降格組が他に3つもあり、

史上最も厳しいJ2、になることは容易に想像がつく。空き家のクラブは

既に出遅れているといってもいい。余程の覚悟がないと難しいだろう。

 

サポへの支援を呼びかけていた現社長だが、年間シートの売り方を見ると

サポの心情を理解できていないところもある。価格、座席指定の問題を

考えると、来期の観戦スタイルに悩む人は多く出るだろう。少なくとも

観客増に結びつく施策とはいえず、先行きが思いやられる。私自身は、

少しクラブの様子を見て、最終決定するつもり(クラメンは継続するよ)。