ホーム三ツ沢での京都戦は3-1で勝利。私的には、京都にシーズンダブル達成は嬉しいことである(笑)
ケンスケ、スンジンを出場停止で欠く試合に、どう取り組んでくるのかを注目点にしていたが、松井のボランチ
起用、藤井の右CB起用だった。松井は相手がプロ最初の在籍クラブなので、色々な意味で「あるかな」と
思っていた。藤井は勿論、候補だったが膝にテーピングがあり、状態万全かが気になった。
先制するまでは五分の展開も、先制後はペースを握り、よい試合運び。しかし、松井→武田の交代直後から
ややギクシャク。田所をボランチに移動させ、武田を左WBにしたため、一時的なズレが生じたようだ。その
隙を突かれ、相手右SBの上がりを許し、与えたCKのこぼれ球を押し込まれて失点。さてどうか、だったが・・・
スタジアムの雰囲気は落ちなかった。確実に選手にも伝わったと思うが、同点にされたくらいでは動揺しない。
ここからが勝負で、勝ち越せるはずという空気が充満していた。そして、それに応えるかのように失点の2分後、
4分後に得点。一気に優位を築いてしまった。正直、この勢いには驚いた。今までの横浜では、あまり見たことが
ない光景だったから。
選手個々のプレーで言えば、レドミと北爪の黄金コンビ(といっていいだろう)で2得点。横浜の大きな武器と
なっている2人の関係性が光った。ただ、それだけが勝因ではなく、先に挙げた2人の不在でも力が落ちない、
そのチーム力が一番重要だったと思う。横浜FC史上、最も厚い選手層ではないだろうか。
これで4連勝。昨年と違って、夏場に順位を上げてきた。マラソンで言えば30km地点だが、先頭集団に
入っている。リーグ最少の負け数も心強い。大きなアクシデントが無ければ、42kmまで食いついていけそう。
今月は、東京V(5位)、福岡(4位)、水戸(12位)、苦手のアウェイ千葉(16位)、山口(11位)と、厳しい
戦いが続く。が、今年は息切れはしない、そう信じる。