ホーム三ツ沢での広島戦は0-3の完敗。雨の中、修行は続く・・・
坂本がベンチ外、ケージローを抜擢した。
小川航
小川慶 カプリーニ 近藤
三田 井上
林 吉野 ボニフェイス 中村
市川
展開としては先週をなぞるものだった。前半は好機も作り、守備では奮闘して
0-0で折り返す。しかし、後半4分に崩されて失点。相手が修正してきたのに
対応できていない印象。立ち上がりの悪さは全く改善できていない。
攻撃陣も尻すぼみで、後半は時間を追うごとに迫力が失せていった。長谷川も
トップ下ではイマイチ持ち味が活きない上に、投入直後に受けたファウルで腰を
痛め、プレーに影響した。またも無得点で試合終了。点を取れない、防げない。
光明の見えない結果となってしまった。これでリーグ戦8試合未勝利。
神奈川の他J1チーム、即ち川崎、横浜FM、湘南はいずれも特徴あるスタイルの
サッカーをしているが、それを構築するまでには長い時間をかけた。横浜もそれを
目指す志があるのは解る。しかし、余りにも選手編成と噛み合っていない。それが
現実で、今の結果だと思う。
具体的に言えば、CB(ガブリエウ不在は致命的)、ボランチ(ユーリ以外は強度
不足)、トップ下(カプリーニ以外は適性疑問)、そしてFW(マルセロヒアンや
サウロミネイロの起用場所がない)。結局、4-2-3-1をやるには編成自体が
適合していない。これは選手以前にチーム作りの責任者に問題がある、となる。
17位になれればいい。その意味では思い切って今年一年を「志」に捧げる選択肢も
あるだろう。しかし、降格してしまってはその志も遠ざかる。主力の流出が避けられず
またやり直しになるからだ。ならば、今月の残る相手=不調のG大阪、札幌の2戦で
勝ち点を積むしか道は無い。ここで連敗するようなら、さすがに・・・だろう。まずは
いいサッカーをしている時間を延ばす。そのためにできる手は全て打ってほしい。