ナカなかノもんでしたよ

ホーム@三ツ沢での山形戦は2-0で今季初勝利。正直ホッとした。

 

ガブリエウ、井上と主力を怪我で欠いたが・・・

       森海渡

     小川  カプリーニ

   武田 和田 ユーリ 山根

   福森 ボニフェイス 岩武

       市川

 

開幕戦で書いた「作り直し」ではなく、昨季の選手配置に極めて近くなった。

それが功を奏したか、厳しいプレスで相手の長所であるポゼッションを寸断。

ユーリの復帰が最も効果的だったとは思うが、全員が昨年培った守備の動き、

ハードワークを続けたこともよかったのだろう。チャンスを作らせない。

 

それでも、開始早々はイサカゼイン(懐かしい)に裏を取られる場面が。すると、

武田をマンマーク気味につけ、自由を奪う策に。これも効果的で、リズムは

横浜に。小川が逆に裏を取ってカプリーニが得点。いい形で前半を終えた。

 

後半も運動量は落とさずに守り、相手を手詰まりに追い込む。追加点はアディショナル

タイムに中野がドリブル侵入から右足一閃。綺麗に決まって最後を〆る。開幕戦が

嘘のような、良い試合内容で勝利。今後に期待を抱かせる、印象的なゲームとなった。

 

昨年の経験が活きている。J1クラブの攻撃を受けまくり、守ってきたことが

自信になっていると思われる。攻撃も開幕戦から徐々に良くなっている。まだ

出場していない戦力もいて、上積みもある。楽しみは大きい。

 

一方で、この日は森が前半途中で負傷交代。3試合連続でレギュラーが怪我をする

異常事態は気がかりなところ。まだ先の長いリーグ戦、無理せずにシッカリ治して

来て欲しい。3人とも無理してプレー続行しようとしたけど、そこでたったの数十分を

頑張るよりも、早く治すことの方が価値がずっと高い。スタッフも勇気を持って

説得してくれれば、と思う。