横浜FCと競馬を愛する男の日記

早くも年末、しかし競馬は続く

菊花賞路線に思うこと

 セントライト記念のことを書きますが、その前に少し大きな視点で菊花賞関連のことを。

 菊花賞は、以前は定量戦でしたが2003年から馬齢戦に変更されました。3歳GⅠにおいては、定量戦は
馬齢重量+1kgで施行されます。つまり、斤量の観点から見れば菊花賞は、皐月賞東京優駿とは異なる
競走であるといえます。設計的には朝日杯FSに近いわけで、その意図も共有しているでしょう。

 今日はディーマジェスティが出走するので、57kg定量GⅠ馬の皐月賞馬で、秋季トライアルの実績を見ます。

 07年ヴィクトリー:神戸新聞杯3着

 09年を除き、(優)獲得に成功しているのが分かります。ちなみにこれがダービー馬だと100%成功です。
上記の一覧を細分化すれば、ディーマジェスティが何着になりそうか?想定ができるのではないでしょうか。
例えばネオUとヴィクトリーには共有があり、ディーマジェスティにはない。なので3着ではないと考えます。

 話を戻して。菊花賞と朝日杯FSは、「地」ステップ競走の設計も類似点があります。
(京都・菊花賞)  GⅡ阪神2400m、GⅡ中山2200m
阪神・朝日杯FS)GⅡ京都1600m、GⅡ東京1400m、(GⅢ東京1800m)

 セントライト記念は、京王杯2歳Sに近いと想定できます。さて、昨年の京王杯2歳S覇者ボールライトニング
1400mで勝ち上がりました。1400m賞金加算のある京王杯2歳S覇者を生み出した世代、で考えてみます。

 14年イスラボニータ:OP1800mいちょうS1着、GⅢ1800m東スポ杯2歳S、共同通信杯1着
 13年ユールシンギング:500万下1800m1着
 07年(外)ロックドゥカンブ:GⅢ1800mラジオNIKKEI賞1着
 04年「地」コスモバルク:500万特別1800m1着

 じゃあ共同通信杯1着あるディーマジェスティ?と考えてしまいますが、私的には異なると解釈します。
 覇者候補は◎ゼーヴィント ▲マウントロブソンです。ディーマジェスティは2着まで、と見ます。
 単でも購入して眺めようと思います。

 ローズSのほうが馬券的には面白いかもしれません。書けないのが残念です。