横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

ダブル

 ホーム三ツ沢での京都戦は2-0で快勝。6位までの勝ち点差を4まで縮め、いよいよプレーオフを意識する
位置に来た。勿論、6位京都だけでなくPO進出を狙うチームは多く、簡単なことではないが楽しみは膨らむ。

 この日の主役は、攻守のタワーだった。前半13分、イバが技ありFKを華麗に決めて先制。三ツ沢で久々に
再会した、京都GK菅野が一歩も動けない会心のゴール。これで横浜がペースを握って前半を終了。そのまま
イバを中心に攻め、後半13分、PA内でDFを足技で振り切ると、左足のトウキックで押し込み2点目。

 2-0となり京都が動く。FWに身長195cmのキロスを投入。横浜も即、対応し188cmの楠元を投入するが、
あまりに高い相手で戸惑ったか、PA内で倒してしまいPK。町田戦の記憶もあり、嫌なムードが漂うが・・・それを
救ったのが、もう一人のタワーであるGK南だった。キロスのキックを見事に弾き出すビッグセーブ。

 これで立ち直ると、怪我明けの寺田を投入し余しにかかる。しかし、今度は市村が珍しく軽率なプレーで
相手を突き飛ばしてしまい、またもPK献上。さすがに今度は・・・と思った、ところが!南が再びPKストップ。
1試合に2度、PKを止めたGKは初めて見た。(中田監督もそう言っていた)私的に、記憶に残る試合になった。

 これで負けるはずも無く、そのまま試合終了。大一番を制してスタの盛り上がりも最高潮。特にイバの株は
急騰で、こども達のハートもガッチリつかんだようだ。「イバ!」のコールをスタ全体の観客がする光景は、
ちょっと感動モノ。しかし、あまりの活躍ぶりにオフシーズンの強奪がいよいよ怖くなってきた・・・

 今の横浜は強い。そう言える理由は、「上位相手に勝っているから」。後半戦で確認すれば、首位札幌、
3位C大阪、5位岡山、6位京都から勝ち点3を取っている。この状態を続けられれば、PO進出も十分ある。
ここから気になるのが、出場停止や怪我人による戦力低下だが、この日も藤井がCBをこなし、レオ不在を
凌いだ。総力戦で最後まで戦い抜き、いい試合を続けていってほしい。