横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、首位に快勝!

真夏の夜の夢?いや、現実だ

 なんとも、劇的な勝利で参りました…本当にスポーツの醍醐味を一瞬に凝縮したような城の得点。
ああいう場面に立ち会えるから生観戦はやめられない。あの現場の空気は一度味わうと病みつきになる。

 前半はほぼ完璧な内容で2-0。水戸の動きが鈍かったこともあるが、一方的に攻めた横浜FC
ハーフタイムの球舞(あのリフティング、凄すぎる!)を観ているサポの空気は「楽勝か~」の
ぬるーいものに。ゴル裏がテキーラを前半から発動したのもわかる。

 しかし、その空気が選手にも伝染したのか?後半は最悪の内容だった。自らのミスでピンチを招く。
3点目を取るのか、カウンター狙いで守備から入るのか選手の意思も統一されていない感じ。
後半立ち上がりの10分間で2失点。ここでようやくスタジアム全体の目が覚めた。

 しかし一度手放した流れを取り戻すのは容易ではなかった。吉武、秋葉と投入して何とか五分の状態に
引き戻すと、残り5分でタッキーを投入。最後の猛攻をかける。しかし逆転への流れを作り、本当の意味で「あきらめない!」気持ちを見せてくれたのは頼もしき助っ人のアウグストだった。

 最後の5分はまさにアウグストのワンマンショー状態。自分でボールを奪取し、ゴールへ突進。
水戸DFを引きつけてパスを出したり、ファウルを貰ってFKを取ったりと鬼神のごとき活躍だった。
そして、その気合に応えたのは城だった。珍しいPA内での長いドリブルから狭いコースをついての
右足シュートが突き刺さる。そして、このシュートが、試合のラストワンプレーだった。

 自分も含めてだが、今の横浜FCに楽勝の試合などないことを皆、すっかり忘れていた。サポが
ああいう空気を作ってはいけない。大いに反省である…orz
昨年までなら引き分けていただろうという試合を勝ったのは成長の証。劇的に勝てたことを逆手にとって雰囲気を盛り上げ、次からはしっかりと最後まで気を引き締めて頑張ろう!