横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、首位に快勝!

監督の影響力って大きいよなあ

 土曜の対戦相手、東京V横浜FCとを見て思うことである。

 昨日、東京Vのことを「監督の気性そのまま」と表現した。何が言いたいのか、簡単だ。要するに
「攻めて勝つ」ことに比重を置いている、というか置き過ぎているチームだと思う。その最も端的な
結果として「引き分けの極端な少なさ」が挙げられる。43試合を消化して引き分けは「6」。
これはリーグ最少であり、横浜FCの「14」=最多タイ、とは対極的なチームであることを示す。

 更に言えば、東京Vの総得点は「62」(横浜FCは「55」)でリーグ5位だが、失点は何と
「68」でリーグ10位である。(横浜FCは「29」で断トツの1位)要するに「殴り合い上等」
だが、先に殴られると意気消沈するタイプなのだ。

 また、引き分けの少なさは「我慢がきかない」ことにもつながる。これも監督の気性そのままだと
思うが「勝ちたい」気持ちが強すぎて、暴発してしまう。前がかりになってカウンターを食らう。
つまり、横浜FCとしては急いで点を取りに行かなくても相手が先に動いてくるから、焦る必要が
ない、と言うことになる。専守防衛で来るチーム(水戸ちゃんみたいな)に比べれば戦いやすいと
私は考えている。

 ということで、横浜FC東京V対策は何といっても「先に殴らせない」に尽きる。前回の西が丘は
先に殴らせてしまったことでプランが崩れた。初対戦の味スタのように先に1発入れてしまえば、
間違いなく有利に進められるだろう。モチベーションの差もあるしね。

 幸い、ウチは監督やカズなどが「チリチリ監督」の気性をよく知っている。そういう意味でも
やりやすい。後はブラジル人の個人技に気をつければいいと思う。特に怖いのはゼ・ルイス。彼は
J1級の能力の持ち主と私は考えている。彼をどう抑えるか、高木監督の采配に注目したい。