クラメンデーの楽しみは別として、試合のほうも注視したい。下位相手のホームゲームなのだから
当然、勝利を求めるのだが、かといって「目先の勝利」だけに拘った戦術、采配を見るのもやや空虚な
感じだ。このあたりが、この時期特有の難しさでもある。
ここまでの横浜を振り返って単純に感じるのは、「ボランチの軸が定まらないまま…」だ。いや、
正確に言えば第二クールの途中までは軸があった。そう、エリゼウだ。しかしＣＢの人材不足（現場
責任者の判断ともいえる）でエリゼウをＣＢにした後は、猫の目のようにボランチは変わった。
須藤、アツ、根占、山卓、八角、トモキチらがプレーしてきたが、結局、未だに「不動の」選手は
存在しない。逆に言えば「代わりが利く」のだ。ということは少なくとも、このポジションは横浜に
とってのストロングポイントではなく、むしろ…orz と言われても仕方ない状況なのだ。
エリゼウが来年もいてくれるのならば、ＣＢを補強すれば済む話だ。しかし、もしいなくなったら
横浜はＣＢ、ボランチの軸を両方獲得せねばならなくなり、非情に難易度の高い課題を背負うことに
なると思う。果たして、その状況で現場責任者は素早くチーム作りができるのだろうか。
私が何を言いたいのかといえば、簡単だ。エリー以外の「不動のボランチ候補」誕生を期待している。
ただそれだけ。現状では誰もがインパクト不足。もっと個性を前面に出してアピールして欲しい。
今がチャンスだ、という意識を選手には強くもってもらいたいものだ。
ｐｓ アンジー、明日も欠場？まさか…気になるなあ。
