横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、首位に快勝!

エデル様

 栃木戦は1-0で勝利。選手からは栃木の単調なサッカー(=FWへのロングボール一辺倒)を
暗に批判するようなコメントが。でも、そんな栃木に青息吐息の内容だったのだから、言う資格はない。
CBが競り負ける場面も多かったし、やはり来期は高さ負けしないCBの補強が欲しい。

 戦略、戦術をとやかく言うつもりは無い。なので個人の印象を言えば、昨日は中盤が空気だった。
相手が中盤を飛び越すボールばかり蹴っていたせいと思いがちだが、セカンドが拾えなかったし、
拾っても、その後のつなぎは拙かった。ピッチが荒れているせいではなく、スキルの問題だろう。

 そんな中、輝きを放ったのはエデル。スポンサー様絡みの来客者にとって、恐らくは唯一の「華」に
なっていたはず。それだけ、他の選手が目立たなかったのだが…エデルのドリブルやトリッキーな動きは
観る者を楽しませた。チャンスも演出し、ゴールも決めた。やはりブラジル人FWの力には、感嘆する。
と同時に、何故、日本人FWはああいうプレーができないのだろう?と。

 「あんなに活躍されると、来期の年俸吹っかけられそうで困るな」とは観戦仲間の台詞。確かに
その通りだが、過去に交渉下手で痛い目を見ている横浜なだけに、何とか折り合いをつけて来期もウチで
エデルをプレーさせたい。そう強く思わされた栃木戦だった。

 残すところ2試合。遅くとも札幌戦の後には、来期契約非更新の発表がある。その発表と、来期への
補強がこれからの横浜を象徴するわけで。またもO-30を集めて、短期的昇格を目指すのか、それとも
若い有望株を根気強く育てるのか。クラブの方針が見えてくる、大事な情報となろう。