またも追いつかれて引き分け。しかも２失点…いよいよ、正念場を迎えたようだ。
何度もしつこいくらい書くが、今年の横浜ＦＣは何をおいても「守備」に最大の長所があったはずだ。
しかし、軍曹が退団したあたりからどうも、おかしくなってきている。決して軍曹がいないからではなく
選手の精神面に「粘り」がなくなってきているのではないだろうか？
得点力では上位チームには見劣る横浜ＦＣ、（アレモン、滝澤が完全にフィットすればまた違って
くるかもしれないが）リードした試合で追いつかれてはもう厳しい。１試合で３点取るスタイルでは
ないのだから。ましてや、後半３５分以降に追いつかれては再勝ち越しなど、難しい。
４位に落ちたことなどは問題ではない。まだ消化試合数が１試合少ないのだから。問題は、
下位のチームからリードし、勝ちパターンに持ち込んでおきながら、２試合続けて追いつかれて
しまったという「精神的な弱さ」だ。
試合は見ていないから細かいことはわからない。とにかく、次の徳島戦に向けて再度、気持ちを
切り替えて頑張って欲しい。最近の暑さで後半のラスト１５分くらいが苦しいのはわかる。
しかし、それを乗り越えなくては勝利などつかめない。こんな時こそ、ベテランはその経験をチームに
役立てて、精神面での「後一押し」を引き出してやって欲しい。
カズ、城、山口の３人には試合でのパフォーマンス以上に、そんな貢献を望みたい。
