アウェイ横酷での横浜FM戦は0-5で大敗。単独最下位に戻った。
現状でのベストメンバーに近い。故に辛い・・・
小川
坂本 カプリーニ 近藤
三田 井上
和田 吉野 ボニフェイス 林
市川
ダゾーンでも試合を見返した。やはり、今年の横浜FCの戦術は相手と同じだ。
それは新ヘッドコーチが導入したものに他ならない。だからこそ、現状での差が
結果に反映したといえる。それでも、前半はよく戦った。アウェイのダービーでは
過去最高の内容だった。ゴール裏も、後半への期待が高まっていた。
ハーフタイム。トイレが長蛇の列で時間がかかり、席に戻る途中で歓声が聞こえた。
和田が不用意にボールを失いやられたと聞いた。選手個人を責めるのはポリシーに
反するが、このゲームに限っては、余りにも大きなミス。「やれる」と感じていた
現場のムードを壊してしまった罪は大きかった。
しかし、敗因はそれだけではない。60分頃から横浜FCの足は止まり始め、
徐々についていけなくなっていた。選手交代直前に2失点目を喫すると、後は
前ががりになっては反撃を受けて失点、を繰り返した。もう、なす術はなかった。
相手と似た鏡を用いてみたが、相手の鏡は磨き抜かれていて光り続け、こちらは時間
と共にくすんでいった。磨けば同じように光るのだろうか?いつまで磨けばいいのか?
誰もがその答えを知らず、疑心暗鬼に陥っている。
降格という落とし穴がある以上、いつまでも待つわけにはいかないと思うが、
クラブはそれでもよしと考えているのか。負け続ける試合に、観客はいつまで付き
合ってくれるのだろうか。勝つことでしか、活路は開けない。次節の広島戦に微かな
期待をかけているけれど・・・
最後にひとつだけ、トリビア?を。ここまでリーグ戦7試合で全て、横浜FCは
「スプリント数」で相手を下回っている。走行距離は遜色ないが、速度=強度で遅れを
取っているのだ。
最高で150回(湘南戦)、次に149回(ダービー)だが、他は101~134回。
対して福岡以外の相手は皆、140回を越えている。福岡戦が101対121だから、
今年のチームが「走り負け」なのは明白。ちなみにダービーの相手は173回で相手
の中でも一番多かった。だから前年王者なのだろう。同じ鏡を目指すなら、これも
「磨き」の要素。技術、戦術の他にもJ1レベルに到達して欲しい。