もう土曜にはアウェー川崎戦が控えている。チケもアウェーＡ席を確保。唯一、心配なのはまた
寒ーい夜になるんじゃないか？ということだが。
川崎はご存知の通り「超攻撃的」なチームである。昨年はＪ１最多得点を記録しているし、何より
得点者が特定の人間（浦和で言えばワシントン）に偏っていない。つまり攻撃の引出しが多く、その意味
では浦和よりやっかいな相手である。
Ｊ２時代のトラウマを思い出すサポも多いが、実際は、あの頃よりも攻撃力が更に上がっており
（中村ケンゴ、谷口はいなかったし）爆発力＝大量得点できる、の特長もそのままである。つまり、
「ハマナチオの真価を確かめる」という意味では、試金石となる試合になると言っていいだろう。
なんか、川崎の宣伝マンに思われそうだが？事実である。私は友人に川崎サポがいる関係で、Ｊ１での
川崎を何度も現地観戦した。ホームでの川崎は攻撃的で強い。昨年は恐らく、ホームではほとんど負けて
いないんじゃないだろうか。浦和のような威圧感はない反面、選手はホームだとノリノリになるようだ。
しかし、川崎にも弱点がある。それは守備面だ。失点が多く、混乱する場面も結構、見受けられる。
両ボランチ（中村と谷口の場合）が前へ出て行くスタイルなので、反撃されるとＣＢにかかる負担が
多く、結果として失点することが多くなるということか。ただ、今回は谷口が不在なのだが…
そんな川崎と戦うためのヒントは「カウンターをどれだけチラつかせられるか」にあると思う。
ＣＢの３人は「人間山脈」と呼ばれる一方、カウンター対応にはやや難がある。両サイドも攻撃的な
森、村上なので守備は決して強くない。カウンターで使えるスペースは沢山できるはずだ。
我那覇の不調、谷口の不在など我々には有難い状況もある。が、それを差し引いても完成度の高い
サッカーをする川崎は、序盤戦最大の難敵であると思う。それでも、今の横浜なら何とかしてくれる。
監督を、選手を信じて応援する。
