横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

色気づくには早すぎる

 一日経って、やや冷静に試合を思い返してみた。箇条書きで以下に。

・等々力、日が落ちると急に冷え込む。多摩川からの風が強すぎ。ゲームにも影響した…
・18:30でもアップに出てこない横浜。「年寄りには寒さがこたえる」と冗談言ってたけど
・温かい珈琲と、焼酎のお湯割りを持参したことで救われました

・試合開始。風下の陣地だったので家族に「最初の15分が重要」と告げる
・「練習試合でも一度も試していない byどこかのスポーツ新聞」の布陣に???の我々
・ラインを高めに設定するも、川崎の中盤にプレスがかかりません…スルーパス狙われまくる

・「後少しで15分」の瞬間、中盤からジュニーニョのドリブル。マークいない。前が空いてる…orz
・カズは一度素晴らしい突破を見せるも、これが唯一の光るプレー。後は消えてた
・左サイドを切り裂かれて2失点目。なかじの勇気の無さが際立つ。菅野の悔しそうな顔がゴル裏に向く

・なかじが森のマークにつくも、あっさりとクロスを上げさせる。マギヌンに合わせられて3失点目
・ハーフタイムで凍りつく横浜サポ。「J2時代と変わってない」そう思っていた時期がありました…
・気合のないプレーに終始したなかじ、ハーフで交代の憂き目に。このメンタルの弱さがなあ

・四失点目以降は、「脳内から削除されました」
・川崎の森が退場になるも、横浜の攻撃は機能せず。ウッチーがケガで退場後は10対10で何事もなし
・試合終了10分前くらいから帰る客が続出。恐らくもう、ウチの試合には来てくれない人達だろう

 率直な感想を言うと「J2時代より差は広がっている」。川崎がJ1で積み重ねてきたものの大きさに
太刀打ちできなかった。昨日に限って言えば、ウチの選手にも覇気がなかったしね。気持ちでも優位に
立てないんじゃあ、勝つ要素がない。

 昨日、一番不満だったのが監督の采配。あのフォーメーションは何だったのか。浦和戦の前には、
「相手を考えて」4-4-1-1を採用したが、何故、川崎相手に急造のスタイルで挑んだんだろう?
浦和>川崎とでも考えたのか?だとしたらそれは「大間違い」である。現状は川崎>浦和なのだから。

 一部サポもそうだがダービーを勝利したせいで、開幕の時に持っていた危機感、挑戦者の気持ちが
緩んだんじゃないだろうか?「勝っている時はスタメンを変えない」原則をとらずに、大胆な変更を
したことは、高木監督にとって「賭け」だったのか?私にはそうは思えないのだが…

 川崎相手に混乱したのも事実だが、それ以前に自らの「変貌」に選手達は混乱していなかったか?
奥も、ウッチーも、カズも「活きていた」と言えたか?この変貌で最も被害を受けたのが、2人の
ボランチ=ヨンデと山口だったのではないか。あそこまで中盤をやられ放題にされたのは、選手だけの
せいではないだろう。

 幸い、この後はナビスコだ。気持ちの整理もつくし、テストをする機会として有意義な試合である。
現実的な観点で、ナビスコに力を割く余裕はない。懸案である「新戦力のフィット」が遅れているのだ。
外国人に限らず、根占、玉乃、難波ら見てみたい日本人も多い。彼らに実戦の機会を与える意味で、
次のアウェー大分戦は最高の舞台だ。監督も、頭を「ナビスコ仕様」に切り替えて欲しい。

 大丈夫、このくらいの敗戦は想定内。まだウチのチームは「完成」に程遠い状態なんだから!
高木監督、信じてついていきまっせ。