谷フィジカルコーチ、中田洋介選手、須藤右介選手の加入が発表された。３人に共通するのは、
都並監督との縁。ベガルタの時、一緒にやっていたコーチ、選手とヴェルディユース時代の教え子。
まあ、新監督なのだから自分の眼鏡にかなった人材を連れてくる、というのはスタンダードか。
その反面、ちょっとわからないのが強化部との関係。果たして、今の横浜ＦＣに不足している部分を
強化できているのだろうか？強化部の意向や分析結果を反映しているのかが見えてこない。
都並監督は「一度、全部壊してやり直す」みたいな考えを持っているようで、それはそれでいい。
ただ、横浜ＦＣの選手達をどれだけ把握できているのか？に不安がある（就任後、日が浅いから当然）
都並監督主導で補強を行っているのならば、後々、問題になりそうだ。というか、監督の意向のみが
反映されるのならば、強化部など必要がない。後で責任を押し付けあわないようにしてね。
個人的には都並監督の起用＝２年計画だと思っているので、すぐにうまくいくとは考えていない。
下手をすると、来年１年間はまたも「修行の場」と化してしまうかもしれない。
でも重要なのは、過去２回Ｊ２の有力チームで昇格を逃した都並監督が「３度目の正直」にあたって、
監督としてどれだけ成長しているのか、成長できるのか、だ。今回、横浜ＦＣのためにセレクトした
コーチ、選手達が来年、どんな結果を残してくれるのかにも、その答えを見ることができるだろう。
まずは、３人に「ようこそ横浜ＦＣへ。活躍を期待しています！」
