横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

有馬記念・考

 早いもので、もう有馬記念だ。1年たつのはアッという間だなあ。

 今年、JRA競馬の根幹を成してきた「変化」は間違いなく、「パート宜餡宗廚世辰拭L昭造箸發法
ようやく競馬先進国の仲間入りを果たした日本として、今後は世界での発言力を高めていくことに
力を注ぐのだろう。いわば政治と同じである。

 この1年を振り返って、まず目に付くのは「ふたつの頂点戦」である東京優駿天皇賞春がともに
万馬券決着」を見せたことである。これはつまり、今年からパート宜餡修靴浸?造紡个掘頂点戦が
「前年夏季から今年春季までの覇者決定戦」であるという、矛盾から来るものだろう、と解釈している。

 昨年の夏季~秋季は「パート狭颪箸靴討龍デ蓮廚任△蝓∈Gの春季は「パート宜颪龍デ蓮廖
この双方を抱えねばならない頂点戦が選んだのは「正規覇者を出しません!」だったわけだ。

 こんなの、どこかで見たような…そこで、過去を振り返ってみると「グレード制導入」があった。
そう、三冠馬シンボリルドルフを輩出した1984年である。えっ、「84年の東京優駿万馬券じゃ
なかったぞ!」って?その通り。(ただし、ルドルフの2着になったのは「ブービー人気」だった)
そして、84年の天皇賞春は「枠連万馬券」決着を見せた。

 ルドルフの戦歴が如何に絶妙なのかはさておき、この年は3冠馬を誕生させ、有馬記念に送り込んで
きた。では、今年のクラシックは?といえば皐月賞東京優駿万馬券決着で終え、菊花賞対馬
元気一杯に有馬記念を回避するのである。そして今年参戦するクラシック馬は「牝馬!」しかいない。

 それでは、今年の有馬記念にルドルフはいないのだろうか?しかしちょっと考えたい。有馬記念
来春の古馬頂点戦・天皇賞春への一里塚だ。ここでまるっきりの空洞化した決着を見せてしまっては
「実質パート宜饅蘿度」といっていい来年の天皇賞春に、何のお土産もないのではないか?

 この秋季古馬頂点戦路線(天皇賞秋、JC、有馬記念)を「変則開催+祝日開催で、皆なかったことに
しちゃいます!」とするのか、それとも「いや、来春への土台作りが必要なのです!」とするのか。
ここが最大の検証ポイントなのではないだろうか。

 もし、土台作りのほうをやるのであれば、覇者はやっぱり「新・パート宜饑ぢ紂廚燭襭該佛呂
なるのではないか。そしてそれは「正規覇者を出しません!」の片棒をかついだ=皐月賞東京優駿
連対した馬ではなく、2歳重賞出走歴を回避し、「私は、俺は一度も負けていないぞ!」と主張する
4枠から出るのではないか。

 「皆なかったことに…」をやりたいのであれば、シンボリクリスエスのような手法?かも…