今年を考えるにあたって、当然ながら注目しなければならないのは…「10日目開催」だ。
我々は、「9日目開催G機廚覆藝鯒の天皇賞秋で経験済みである。が、今回は10日目。つまり
「9+1」ということで、昨年得たものに+1の何かを求められているという解釈が成り立つ。ならば
その何かを探すのが、今年の覇者指名には不可欠なのだろう。
今年故の開催に呼応してか、年明け開催の短距離重賞はひとつの意思を見せている。
・シルクロードS、オーシャンS…馬連万馬券決着
・阪急杯…純粋ぞろ目決着
そう、「純粋な覇者」輩出を拒否しているのだ。昨年の天皇賞秋を思い出しても、毎日王冠は純粋
ぞろ目で京都大賞典は覇者を天皇賞秋に送り込まなかった。そして天皇賞秋を制したのは「秋季未出走」
のメイショウサムソン。このことは、今回にも参考になるのではないか。
高松宮記念が1200mG気砲覆辰討らの覇者が選んできたルート(直前走)は、
(シルクロードS、フェブラリーS、オーシャンS、阪急杯)の4レース。ハンデ戦になってからの
シルクロードSや重賞になったオーシャンSではないが、レース名の継承ということで一括りすると
実に限られたルートしか無かったことになる。(フェブラリーSからのキングヘイローは万券覇者)
もしもメイショウサムソンのような馬を起用するのなら…◎はスーパーホーネットに献上したい。
(もう一頭の候補は出走未定)
もうひとつ。このレースはG気砲覆辰討ら05年まで常に「前年スプリンターズS覇者」を出走
させてきた。しかし06年から今年も含めてパタッと出走が無くなったのである。これは何故か?
私はその答えを「旧2000m戦名称の引継ぎ+ステップレースの設計変更」と想定しているのだが…
06、07年のような決着性を継続するならスズカフェニックスには手を出せない!となるのだが
果たしてどうだろう。ローレルゲレイロと阪急杯で同枠だったという解釈がカギなのだろうか。
この答えは考慮中だが、2着馬は阪急杯組からでは?と考えている。