横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

女高男低

 なでしこは中国に2-0で勝利。見事という他無い。アウェーの空気を物ともしない精神力、最後まで
走りきる鍛えの入ったフィジカル、相手を翻弄するパスワーク。全てが男子代表にはないものだ。

 今回の五輪は女性の活躍が目立つ。勿論、北島など男性もいるのだが女性の場合は、アップセットと
いうか前評判以上の結果を残す選手が多いようで印象に残る。男性はバレー、野球、サッカーなど割と
恵まれた(=プロとしての)環境にある種目が壁を超えられない。それは何故なのだろう。

 本業たる所属リーグでの試合のほうが大事、ということなのだろうか?それはそれで一理あるのかも
しれない。けれどサッカーでのメッシのプレーを見るとやっぱり違うような気がする。真の一流は、
どんな場所でも力を発揮するのではないか。エクスキューズが多いことは、それだけ脆弱なのでは?と。

 横浜FCも、日本男子サッカーも悩みの大元は同じところにあるのかもしれない。日本人は特性上、
戦略の立て方、見直し方が下手だと言われるが(農業はお天気に左右されるからかな?)これから必要に
なってくるのは「お天気なんか関係ねえ!」の強い信念では。少々の環境変化に惑わされないような。

 そう考えると、オシムさんの偉大さがわかるような気がする。あれほど確固たる信念を持ち、時間の
軸をシッカリ決めた戦略どおりにチームを強化した監督を、私は「日本では」他に知らない。今なら
まだオシムさんは健在。彼の教えを受けるなら今のうちだ。