年も変わったので、今更０９年のことを言っても仕方ないのかもしれない。でも、今年同じ失敗を
繰り返さないことを願って、簡単に振り返る。そして、それが２０１０年にはどうなるのかも。
簡単に箇条書きで。
＼鑪楼飮?出来なかった
０８シーズンの主力だった選手（アンジー、太田、ヨンチョル、タッキー、ヤマタク）を放出したが
それに見合うだけの新戦力は獲得できなかった。また、結果論だが補強自体もうまくいかなかった。
特にシーズン前の補強が…途中からヨンデ、ヒョヨン、エデルを獲得してようやくある程度の形には
なったが、遅すぎた。
監督の戦術を体現できなかった
今までの横浜ＦＣがやってきたサッカーとは異なる、樋口監督の戦術を選手達がうまく体現することが
できなかった。特に走り負けした試合が目に付いたが、これは監督が日程のきつい中でもメンバーを
固定したために、連戦では顕著だった。残念だが、１年で身につく戦術ではなかったのかも。そこは
継続性のある他クラブと比較してしまうと、ハッキリ差が出ていた。
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ＦＷでは池元の不調、ゴキューがポストをこなせなかったこと、ナンちゃんの焦り（戦術的な負担が
大きかったせいもあろう）。ＭＦでは怪我人の多発、特にトモキチの出遅れが痛かった。ＭＦの軸を
第二クールまで作れなかったことが、チームの成績に多大な影響を与えていたと感じた１年だった。
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０７シーズンもそうだったが、シーズン前の見通しが甘かった。補強するお金が無いのなら、我慢する
１年になる。サポはそう覚悟していたが、成績低迷でシーズン中補強に踏み切った。しかしそれは、
スポンサー様への配慮でしかなかったのではないか。ならば何故、シーズン前にもう少し考えた補強を
しなかったのか？０７年の二の舞になったような気がしてならない。
２０１０年は、岸野監督を招聘し、戦力補強から任せている印象を受ける。確かにＪ２では実績ある
監督で、鳥栖で活躍している選手を獲得しているのだからハズレになる可能性は極めて低い。彼らは岸野
監督の戦術を理解しているから、チーム作りも速く進むだろう。
フロントとしては、思い切った「現場主導のチーム編成」だ。これが０９年の反省から来ているもの
なのだろう、ということは容易に推測できる。ここまで岸野さんに託しているのだから、今度こそ、
先を見据えたチーム強化をするものと信じる。すぐに結果が出なくても、我々も信じるから。
