第二弾では、今年の出走状況から考えてみたいと思います。
今年の出走予定馬を見て、一般的に感想として出るのは「GⅠ馬が少ない…」ですね。エイシンフラッシュまで
1度、事例があります(グレード制になって以後)。
そもそも有馬記念の歴史を見れば、基本的には「その年のGⅠ馬が連対している」わけです。ところが今年の
ように1頭しかいないとなると、「じゃ絶対来る」?そんな分かり易くなるはずがないですよね。そこで、過去の
事例=2008年を再確認してみます。すると、
当年GⅠ馬(JC1着)スクリーンヒーローは5着でした。しかし連対2頭を見れば、それなりの成績です。
以降、もう1回だけあった「当年GⅠ馬未連対」の年を確認しましょう。すると、
この結果を2008年に引き継いだ、という仮説は立てられると考えます。
では、今年も「GⅠ馬未連対で荒れる」と、簡単に結論づけてよいのでしょうか?それは早計でしょう。
当年GⅠ馬なら何でもよいわけではない、と。1頭のみの存在でも、相応しい馬なら連対するはずです。
・当年GⅠ1着馬・・・ゴールドシップ
この3頭の中から、軸馬を探すのがよさそうです。