２０１８ヴィクトリアマイル・考

　先週は「１着と２着の対照」までは分かったんですが、最後の決め手が見つからず中途半端でした。

　牝馬限定ＧⅠは数少ないので確認が容易ですが、この競走と秋華賞だけがトライアル（前哨戦、「地」ステップ）

２競走をＧⅡとＧⅢの「異なるグレード」にしています。秋華賞はいずれ、紫苑ＳがＧⅡ昇格する日もあるかなと

思いますが、こちらはＧⅢが福島牝馬Ｓなので難しそう。要はグレードに着目したいです。参考でＮＨＫマイルＣも

同様の設計です。

　１７年秋華賞はＧⅢ紫苑Ｓ１着→ＧⅡローズＳ３着で決着しましたが、こちらはＧⅢ福島牝馬Ｓ１着馬が何故か

不在です。ＧⅡ阪神牝馬３着リスグラシューが人気なのは、１７年ローズＳ、１８年阪神牝馬Ｓが万馬券決着も

合わせて秋華賞からの継承かとも考えます。が、再現不可能なのは書いたとおり。では？と。

　（１）ＮＨＫマイルＣがＧⅡ２着→ＧⅢ２着で決着したので、ここでもグレード違いの同一着順

　（２）秋華賞のグレード違いで着順同じ

どちらかかな、と。馬連１番人気アエロリット→リスグラシューもＧⅡ２着→ＧⅠ２着、ＧⅠ１着→ＧⅡ３着。

　が、私はこの組み合わせがシックリ来ません。少し捻ってみます。

（４番ジュールポレール、９番ソウルスターリング）⇔（１番レッツゴードンキ、１６番リスグラシュー）で。

連覇を狙う１１番アドマイヤリードは微妙ですが、その存在は重要です。

　土曜名馬座がヴィルシーナで、初の連覇馬だけに考えてしまいますが、４歳馬には連覇は不可能なわけで

切り分けてみたいです。「４歳のヴィルシーナ」「５歳以上のヴィルシーナ」ですね。私的には１番に期待。