結果はご存知の通り、逆転負け。柏の葉はメインスタンドだとそんなに見づらくなかったけど
ゴール裏は椅子もないし、ピッチから遠いしでやっぱり、評判が悪いだろうと思った。
前半を終了して１－０。後半は風上、意外と涼しかったので体力的に余裕があるという
最高の状況だった。しかし、今日に限ってはそれが裏目に出たような気がする。後半の戦い方に
意思統一を感じなかったからだ。攻めるのか、守るのか。どっちつかずで入ってしまったような
気がした。
普通ならアウェーで上位チーム相手に１点リードしているのだから、守備から入って…となるはず。
しかし、後半９分にあっさりと追いつかれるまでは攻めも守りも中途半端。特にＤＦラインには
いつもの粘りがなかった。
そして１－１のまま、膠着状態になった。高木監督も、柏の石崎監督も睨み合うかのごとく
動かない。そして、根負けしたのは横浜ＦＣだった…
アレモンを投入した直後にカウンターで失点。明らかに前がかりになった隙をつかれた形だった。
監督の意図は果たして「攻撃せよ」だったのか、それともアレモンに前線からの守備をさせて
「引き分けでもよし」だったのか。答えはわからないが、少なくともピッチ上の選手たちは
攻撃を選択していた。
負け方としては最悪だったが、選手たちは最後まで諦めずに動いていた。その意気は評価したい。
ただ、これで最近４試合勝ち無し＝２分け２敗と「失速の兆候」とも取れる状況になった。
次のホーム鳥栖戦は非常に重要な試合となる。相手はここ７試合くらい負けていないらしい。
難敵だが、ここで負けると一気に失速、という危険性をはらんでいると思うので是非、ホームで
勝ち点３をあげてほしい。そのためには…
もう一度、自分達のストロングポイントを思い出して戦って欲しい。攻撃はアレモン、滝澤に
可能性が感じられるので悲観しなくてもいい。それよりも「ハマナチオ」を失ってしまうことの
ほうが遥かに怖いことなのだから。
ｐｓ 吉野は本当にスタメンでいいのだろうか？
