ホーム三ツ沢でのルヴァンカップ・広島戦は1-0で勝利。消化試合だが
得たものは大きい。
本職CBはJ1初先発のヴァンイヤーデン・ショーンのみ。3バックの残る2人は
本職ボランチ。更に、攻撃が持ち味の高井をそのボランチで起用。これもミシャ式か。
マルセロヒアン
坂本 カプリーニ
武田 三田 高井 近藤
宇田 ショーン ユーリ
永井
相手はGS突破をかけてベストメンバー起用。さすがに分が悪い・・・と思ったが、
粘り強く守る戦い方はリーグ戦同様、最後は永井の体を張ったセーブで凌ぐ。
試合勘に乏しい宇田、武田の左サイドも最初は不安定だったが、徐々に良くなった。
すると、坂本のFKをユーリが頭で合わせて先制。少ない好機を活かすのも最近の
良い傾向。リードしたことで相手の焦りを誘い、ミスを突く攻撃が増えていく。
高井のボランチは初めて見たが、パスが巧い。ワンタッチの精度はチーム1かも。
広島のプレスをかいくぐる、いいアクセントになっていた。マルセロも好調で、
相手CB荒木に競り勝つ場面が多かった。決定機も回ってきたがシュートミス・・・
最後はパワープレーを仕掛ける相手にマテウスを投入して対策。相手シュートが
バーやポストを叩く幸運もあり、無失点で試合終了。正直、このメンバーでこんな
勝ち方ができるとは想像していなかった。いい試合を見せてもらった。
皆、それぞれのタスクをしっかりこなし良いプレー。リーグ戦でも起用してみたい
選手が多々いたのは大きな収穫だ。急激に上昇しているチーム状況、監督の修正が
ここまで劇的に効くとは驚きだ。21年より大きな可能性を感じる今、次のリーグ戦も
勝ち点を取って帰ってきて欲しい。