横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

単勝人気・一般論考

 競馬には単勝馬券があり、その人気順が存在する。不思議なことなのだが?勝利の確率はちゃんと、
単勝人気順になる。1番人気で30%台だっただろうか。1~3人気の馬が勝つ確率は60%台かな?
毎年、この勝率はほぼ同じ数字に集約される。皆さんは不思議に思ったことはないだろうか。

 で、何が言いたいのかというと…単勝人気順とは、「レース前の着順(馬券購入者の意思でもある)」
と解釈でき、実際にその人気順に従った確率で、レースも決着しているということなのだ。つまり、
主催者側は事前に、勝つ確率の高い馬を順に表示してくれている、ということである。

 と、するならば。特に単勝1番人気の馬には、主催者からのメッセージが込められている。
「あなたは、この1番人気馬が勝つと思いますか?連は確保すると思いますか?馬券対象は外れないと
思いますか?囮だと思いますか?」と。同様に2人気、3人気馬のメッセージもあるはずだ。

 勿論、普段のレース事前検証においては、出走全馬をもらさず平等に調べなければならない。が、
それとは別の次元として、特に馬券対象人気馬(1~3人気)には「主催者の聞こえない声」があると
考え、その視点からの解釈も検討してみてはどうだろうか。主催者が、今年の当該競走で何を求め、
何を結果として知らせたいのか。そのヒントが、特に「レース前の覇者」たる1番人気馬の中に
あるのだと思う。何故なら、覇者こそがレースの象徴だから。

 明日の共同通信杯で言えばフサイチホウオーだ。主催者は「彼が1着馬でいいのか?どうだ?」と
我々に訴えかけている。今年の共同通信杯覇者に求められる資質とは何なのか?そのヒントが、
フサイチホウオーにあるのだ。昨年のフサイチリシャールを彷彿とさせる部分も多かろうが、勿論、
違う馬だ。「そのディテールを読み解けますか?」という主催者の質問に皆、答えられるのだろうか。