横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

高松宮記念・考

 今週は今年第二弾のG機高松宮記念がある。今年のレースを考えるにあたって、まず確認して
おきたいことは何と言っても「国際グレード認定」の件である。第一弾だったフェブラリーSとは、
見事なほどに統一的対極性を見せるからだ。

 フェブラリーSのステップと考えられる根岸S平安SガーネットSはいずれも国際グレードに
認定されている。これに対して、高松宮記念のステップと言えるシルクロードS、オーシャンS、
阪急杯の中には「ひとつだけ」国際グレード認定がされていない競走があるのだ。そう、まだ二回しか
施行されていないオーシャンSである。

 今年のフェブラリーSを振り返れば、ステップ競走覇者のうち2頭は出走し、ガーネットS覇者の
スリーアベニュー高松宮記念に登録あるのが面白い)は出走しなかった。つまり、国際グレード
ステップ競走の覇者が3頭誕生し、2頭が本番に駒を進めたわけだ。

 では、高松宮記念はどうだろう?同じではないか!阪急杯が2頭の覇者を同時に誕生させ、そのうち
1頭を回避させたことで「同じ状況だけど(3頭の国際グレードステップ競走の覇者が誕生し、2頭が
本番に出走)、実は違う(3-1=2ではなく、2-1=2)」ことを見せてくれているのではないか?
これが、今年の高松宮記念が見せる「横の流れ」なのだと私は仮説を立てている。

 こう考えると、今年の阪急杯が持つ役割の大きさに驚く。昨年も、1400m化したことで、本番への
影響力を行使したが、今年も「2頭の覇者誕生」によって何らかの影響を及ぼすはずである。そして
本番に出走するほうの覇者プリサイスマシーンは新設戦G供阪神C2着=最先着歴を持ち込む。
これは、昨年のG供Ε札鵐肇Ε襭咾「中京1200m化」したことに関係するのか?と。

 いささか地味なG気箸い世間の認識だが、国際グレード認定というキーワードから見ると、実に
面白い競走に設定されていると思う。07年フェブラリーS覇者サンライズバッカスが「最後に勝った」
競走が「国際グレード認定・05年武蔵野S」であったと言う事実も踏まえて。