大分戦でナンちゃんのデキが良かったせいかもしれないが、「４－４－２はどうだ？」という議論が
出始めているようだ。元々、横浜ＦＣは４－４－２で長くやってきたチームなので、当然こういう発想が
頭に浮かぶと思う。それがごく普通の感覚だ。
では何故、監督が１トップをファーストチョイスにしているのか。これは私の推測だが、どうしても
奥を「中央で使いたい」からだと思う。それほど、今年のチームにとって奥は重要な存在ということだ。
では、奥のポジションはどこがいいのだろう？という議論が次に出るのだが。
磐田、鞠時代を見てもわかるように奥が活きる場所が「中央」であることは皆、よく知っていると
思う。磐田から鞠へ移籍した理由のひとつが「サイドでの起用が本人には納得できない」というもの、と
言う話もあった位なのだ。まあプレースタイルを見れば、納得ではある。
本来ならウチでもトップ下に置きたい。だが４バックを採用しているので、純然たるトップ下は
置きにくいのが実情だ。１ボランチか３ボランチにすれば２トップ＋トップ下も可能だが、実現性は
低いのかもしれない。個人的には、４－３－１－２も「あり」かと思うのだが…
結局、奥は１トップの下に位置する１．５列目に起用されている。ボランチ起用も考えられるが、
ウチは中央の守備が生命線なので、現状ではヨンデや山口との交代はリスクが大きすぎる。ウチが
攻撃的なスタイルならば十分にある方策なのだけど。
だから、今すぐの２トップは難しいのかなと考えている。勿論、１点を取りに行く局面では奥を
ボランチに下げた２トップという大分戦のフォーメーションが有効なオプションになるだろう。まだ
４試合しか消化していない。「ブレる」には早い。川崎戦のようなこと（久保、カズの２トップ気味で
中途半端になった）は繰り返したくない。
４－３－１－２なら、
久保 難波
奥
ヨンデ 山口 内田
和田 早川 小村 トモキチ
菅野
なんてのも面白いかな、と思うんだけど。現状、左ＭＦの滝澤、アドピンがイマイチだし。
