横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

07シーズン・自分なりの総括

 今年のことは、今年のうちに。で、「1年でJ2降格」してしまった要因を考えてみたい。ただし
最善を尽くしたからといって残留できた、とは言い切れない。それが前提だ。

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 引退した城、得点源のアレモン、カウンター攻撃の起点となったアウグスト。攻撃を担った中心の
3選手を、誰一人として確保できなかった。これは即ち「一からの攻撃陣作り」を強いられたに等しい。
昇格チームが残留するための基本が「戦術の継続、大幅な選手入れ替えを避ける」であることは、横浜
サポなら知っていると思う。

 ▲掘璽坤鸛以箒選手の低迷
 3外国人は高木元監督の欲しかった人材とは異なったのか、活躍することなくシーズン途中で去った。
そして、「補強の目玉」と期待した久保は5月から長期離脱。とうとう戻ることが無かった。更に、
中盤の中心と見ていた奥は、衰えが目立った。結局、和田、根占以外はレギュラーに定着できず。
これは強化部の「失敗」と言わざるを得ない。特に外国人は監督の要望に沿っていたか?甚だ疑問だ。

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 経験の浅い監督にはよくあることだが、スタメンをいじりすぎた。特に勝った後の試合で大幅な
メンバー変更を行い、自滅したことは「勿体無い」の一言。個人的には第3節の川崎戦で、カズを
トップ下に起用した采配。なぜダービーの勢いをそのまま持ち込まなかったのか?あの試合がいわゆる
ターニングポイントだったと思う。ダービーと同じやり方なら、皆、納得できただろうに。

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 「再開後のダービーで解任を決めた」のは、明らかな逸機だった。06シーズンも開幕戦で監督に
見切りをつけたが、あの時とは状況が違う。1試合で見切るのなら、中断時に決断すべきだった。
フロントの中途半端さが、選手やサポにも伝染し「残留」への結束を断ち切った感は否めない。

 ゥ献絅螢サッカーの異質感
 ジュリオ前監督のサッカーは、それまでやってきたスタイルとは大きく異なり、即効性は期待できない
ものだった。この時点で既に「残留はギブアップ」とフロントが宣言したようにすら感じた。ならば
ジュリオ前監督を責めても仕方ないのかもしれない。が、最終戦しか勝てないのでは…遅すぎた。

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 レンタルを含め、多数のFWを獲得した今シーズン。故障者が続出し、崩壊したまま終わった。
特に難波のリタイアは致命的だった。(久保よりも)このため、極度の得点欠乏症に陥っては…

 ざっと挙げてみたが、突き詰めて考えれば「全てにおいてJ1の実力が無かった」に尽きよう。
 
 フロントは、ドタバタ続きで運営面、強化面などの低水準を露呈した。
 選手は、「個の力」で差があった。差を埋めるための精神力でも遅れを取った。怪我人も多すぎた。
 現場は、監督の采配に迷いが続き、やっと修正しつつある時期に解任された。
 …
 そして、サポは…自分も含めてだが「もっとサポートできなかったか?」と悔やむ。勿論、足を
運んだ現場では、それなりに声も出したし、拍手もしたし、ブーイングもした。でも何より、一番
悔しかったのは観客、サポーターが思ったより増えなかったことだ。

 サポだけの責任ではないと分かっているが、J1の舞台でならもっと…と予想していたような
レベルでの増加は見られなかった。成績が低迷したことも理由のひとつだとは思う。が、成績だけに
左右されず応援し続けてくれる、そんな仲間をもっと増やしたかった。

 来年、J1復帰へ再出発する横浜FC。そのホーム開幕戦でどれだけのサポ、観客が三ツ沢に
来てくれるだろう。降格しても現場に足を運んでくれる、そんな「真のサポ」がどれだけ増えたかを
楽しみに待とう。それこそが、クラブが手にした「J1の財産」だから。勿論、私は行くよ、三ツ沢に。