横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

08スプリングS・考

 今週はこのレースを。弥生賞での観点も勿論、使えるレースだと考えているが、まずは今年の
出走構成に着目したい。何故なら、「初めての現象」が見られるからだ。それが、

 ゞζ営命杯覇者ときさらぎ賞覇者の出会い
 ▲轡鵐競鶺念も含めた「春季G景鳴蠕錚廓銅圈廚僚厳

 である。,砲弔い童世┐弌過去に皐月賞TRで両者が顔を会わせた事例はある。ただしそれは…
「どちらかが代替開催=イレギュラー年」に限るのだ。94年はきさらぎ賞阪神開催、03年は
共同通信杯が中山開催だった。そして、2度の出会い(いずれもスプリングS)ではいずれも
「正規開催覇者」がそのままスプリングSをも制し、春季クラシック2冠を達成したのである。

 じゃあ「今年は1着同着?」なんて発想もあるがそれは難しいだろう。そもそも何故、今年は
正規開催なのに両覇者の出会いが実現したのか?だ。そこで△鬚盍泙瓩胴佑┐襪里世、まずは今まで
両覇者の出会いがここまで「制限された現象」であった理由を推察する。するとやはり…

 「格式上位=賞金額の高い春季G景鳴蠕錣世辰拭廚海箸真っ先に浮かぶ。つまり、両覇者はその
格式から考えて「春季クラシックの主役となるべき2頭」であり、G気裡圍劼任互いの決着をつける
こと自体が既に「???」だったのではないか、と。それを裏付けるデータを下記に記す。

 「代替開催でない両覇者が皐月賞TRに出走してきたら…(現行のTR体系となった91年以後)」
 →該当馬は14頭いるが、(優)を獲得できなかったのは2頭のみ。更に2頭のうちの1頭は
  きさらぎ賞を「万馬券」で制覇した馬

 つまり、彼らは当然の如く(優)を獲得してクラシックに臨むべきキャストなのだ。だからこそ
顔合わせをしないのが「約束事」になっていたのではないか。だとするならば、その「約束事」が
なくなった理由とは、

 「格式上位性が薄れた=賞金減額化」に答えを求めていいのではなかろうか。そしてそれに呼応
したのか?が△慮従櫃任△襦今年からシンザン記念京成杯共同通信杯きさらぎ賞が賞金を
同額に設定し、「G兇痢瞥ァ棒瀋蟠チ?瓠奮亜砲砲癲瞥ァ砲鰺燭┐覿チ?廚烹看銅圓鯀瓦徳?蠅海鵑
という事実は、見た目以上に重いのではないか?と感じるのだ。

 先週の弥生賞では「ただ1頭の覇者=マイネルチャールズ」が1着起用された。そして今週は
「3覇者がいるんですよ!」と新たな課題を突きつけられているわけなのだ。あなたはこの3頭に
どんな評価を下しますか?と。

 最後に、賞金減額化年だからでは?と思う「4覇者の単勝人気」を。
 ・シンザン記念ドリームシグナル):1人気
 ・京成杯マイネルチャールズ)  :1人気
 ・共同通信杯ショウナンアルバ) :6人気
 ・きさらぎ賞レインボーペガサス):8人気

 「賞金減額戦=掲示板外人気」vs「賞金据え置き戦=1番人気」の対立構造に脱帽。