横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

観てきたよ

イメージ 1

 クラブW杯を初めて生観戦した。ホントはそんな予定などなかったのだが諸事情により急遽決定。
心の準備が無かったせいか?純粋に楽しめました(笑)まあ、本家W杯に近いお祭りムードがあって、
勝負うんぬんという雰囲気は薄かった。皆、マンUを見に来たってことなんだよね。

 では感想を。
 パチューカは想像以上に皆、小柄な体格。パス回しはガンバ以上だけどゴール前の崩しからシュート
という部分で詰めが甘かった。オシムさん時代の日本代表みたい。でも、個人技は日本代表より上だな。

 ガンバは疲れが隠せない感じだったけど、パチューカのDFラインが浅かったので再三、裏を取る
ことに成功していた。もっと点を取るチャンスはあったが、相手GKが良く1点まで。このあたりも
日本代表に共通している。前線のシュート力の弱さは日本全体の課題だ。

 リガ・デ・キトは南米っぽいチーム。最初のビッグチャンスを決めていればもっと面白い試合になった
はず。21番のマンソ選手はとんでもなく巧い。欧州でプレーさせたい逸材だが、Jでも見たい。どこか
手を挙げないかな?GKも地味ながら好選手だった。

 マンU。退場劇のせいで試合の面白さとしては半減してしまった。何故なら、先制点を取ってから
明らかにペースダウンしたから。11人だったら追加点を積極的に狙ったはずで、もっと楽しめた。
その意味で愚かなるCBにはガッカリ。ルーニーのシュートはさすがで、基礎能力の違いに唖然。

 ロナウドテベスファーディナンド…どのポジションもいい選手ばかりなんだけど、まあ、日本の
クラブと比較するのは正直言って無謀だと感じた。全ての能力において上回っているから。しかし、
最も差があるのはやっぱり「基礎能力」。

 パスのスピード、走力、スタミナ、ドリブルの技術、高さ、競り合いの強さ、判断力などなど…
勝てる要素はない。日本の長所「組織力」もマンUのほうが上だね。監督の指示が徹底しているし、
選手は良い意味で「従わない」。臨機応変、を心得ているようだ。

 ま、所詮はプロサッカーで十数年しか実績の無い日本。まだまだ頂は高い、ということかなあ。
謙虚になって学ぶこと、積み上げること。それが遠いようで一番の近道だろうね。