愛媛戦は３－０で勝利。ようやく両目が開いた。選手やスタッフにはおめでとうと言いたい。そして
監督には賞賛と共に一言。「だから西田を先発で使うべきだ、って言ったでしょ！」
初めて行ったラジャは広くて、涼しげな池がある雰囲気の良い場所だった。大画面もＧＯＯＤ。
昨日はmotoさん、takさんもいらっしゃっていた。しかし、こんなにいいＰＶ環境を提供してくれる
ラジャさんには本当に頭が下がる思いだ。クラブも我々も、恩返ししないとね。
試合内容は、もう非の打ち所がない。点の取り方が最高で、その上昇ムードに乗せられてか、選手も
最後まで走りきり集中も落ちなかった。多分、樋口監督の理想に近いサッカーだったはずだ。この
１週間で、ここまで準備したことは本当に素晴らしい。では、何故ここまで完勝できたのだろう？
要因は主に３つあると思う。
・９０分走れる選手を１１人先発で使ったこと
・前線で球が収まったこと
・いい時間帯に先制したこと
樋口さんのサッカーは、やはり走れないと体現できない。昨日もトモキチ、八角が怪我で予定外の
交代を余儀なくされたが、あれも「予定交代枠」がないからできたこと。もし、予定枠が２つあったらと
思うと…ゴキューのゴールもなかっただろうなあ。勿論、ゴキューのプレーは素晴らしかったよ。
西田は文句無く、昨日のＭＶＰだ。貴重な先制ゴールだけでなく、前線で体を張り続けて球を収め、
または捌き、後列の押し上げを有効なものにした。この功績が大。今まで監督は、この役目をナンちゃん
に期待していたようだが、ナンちゃんの得意なスタイルではない。今の横浜で適任なのは、西田と
中野だと思う。そこに、裏を狙うナンちゃん、ドリブルで崩せる池元、エリア内で光るゴキューを
組み合わせる。これが、最も相性の合う組み合わせではないだろうか。
そして、最も大きかったのが先制点。吉田のクロスは一級品だった。それを決めた西田も見事。
これで選手達に気持ちの余裕、自信が生まれた。前半をリードしたことで、相手も前に出ざるを得ない。
そこでカウンターがヒットする。サッカーにおける効率の良い勝ち方のひとつだ。
中盤をコンパクトにしてボールを奪取、保持し続けるのは根気のいる、疲れる作業だ。いくら主導権を
取ってもリードできないと、選手達の疲労は増すし、精神的に集中を維持するのが辛くなってくる。
だからこそ、先制することで選手に「このままやりきれば勝てるんだ」という意識が出て、それが
プレーの原動力になる。この良い循環を作れるようにしていきたい。
次はホームの福岡戦。重要なのは、このサッカーを続けられるかどうかだ。これから気温が上がり、
９０分のスタミナ配分が難しくなってくる。連戦の中、コンディションを維持してチームとしての
パフォーマンスを落とさない。その為には、監督の先発起用もカギを握る。
しかし、アウェーでここまで圧倒的に勝利した横浜を見たのは、今までで初めてのような気がする。
樋口サッカーは、勝つと爽快なのだな！これからも我々に、爽快感を味あわせてくれ。期待して、
応援しまっせ。
