横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

09菊花賞・考

 当日の京都競馬場には、吉川晃司が誘導馬に乗りに来るそうな。菊花でキッカワとはもはや駄洒落の
領域だが、今年のNHK大河ドラマにも織田信長役で出演していて、何らかのサインなのだろうか(笑)

 余談はさておき、今年の菊花賞を考えるにあたって先週の秋華賞(ブロードSの評価を1着型にした
のはまずかった)の続きとなる「トライアルの距離」。神戸新聞杯を考えてみたい。神戸新聞杯は、
07年に距離を2000→2400mに変更した。このことを、皆様はどう捉えているだろうか。

 この現象に対して、ある事実を挙げてみる。過去11回の菊花賞馬・部分戦歴だ。

 第59回セイウンスカイ   京都大賞典G僑叡
  60回ナリタトップロード 日本ダービーG毅加
  61回エアシャカール   日本ダービーG毅加
  62回マンハッタンカフェ 出走無し
  63回ヒシミラクル    出走無し
  64回ザッツザプレンティ 日本ダービーG毅鈎
  65回デルタブルース   500万下1着、青葉賞G僑隠鈎
  66回ディープインパクト 日本ダービーG毅叡
  67回ソングオブウインド 出走無し
  68回アサクサキングス  日本ダービーJpn毅加紂⊃生与景糠妝複陦遶僑加
  69回オウケンブルースリ 神戸新聞杯Jpn僑鈎

 もうおわかりで、「2400m戦歴」だ。これを見て、まず感じるのではないだろうか。「ああ、
2400mで勝った馬がいないものだなあ」と。第59回以前も調べると更に、それがわかると思う。
3冠馬となったディープI、ナリタB、シンボリR、ミスターSを別とすれば、残りの菊花賞馬が如何に
「2400m既勝歴」を持っていなかったことか。

 その理由は?番組表の示すところを考えれば仮説を立てることは簡単だし、多分、正解も導き出せると
思うが、ここで言いたいのはそういうことではない。自分が皆様に問いかけたいのは…

「そんなに2400m既勝歴がお気に召さなかった菊花賞が何故、2400m戦をTRに持ったか?」

 なのだ。そして、神戸新聞杯を2400mにした途端、「ダービー馬を出走させない」行動に出たと
いう事実。勿論、いずれ出走してくるのだが「3年連続で出走させない」のには統一した意志を感じ
ないだろうか。ちなみに、過去に3年連続不出走の例は無いはずだ。

 いつか来る瞬間、を迎え撃つ準備として今年の菊花賞は「2400m戦」に注目したい。