アウェー甲府戦は１－０で勝利。天皇杯を含めると３連勝となった。レギュラーを多く欠き、苦しい
台所事情が現実的な選択肢（守り重視の戦術）を取らせたが、昇格争いで必死なチームにアウェーで
勝った、というところは評価できる。
昨年も１０月くらいから成績が上がってきたが、監督は解任された。自分も、昇格に絡めなくなった
チームは緊張感が無くなってくるから、昨年終盤戦の成績はあまり高く評価できなかった。しかし、
この甲府戦は別。正念場を戦うチームとの勝負は、非常に価値が高いから。遡ってトーナメントの
熊本戦も同様の理由で、評価できる。
また、須藤が久々に実戦を経験し、結果を出したのも嬉しい。ボランチは来期の強化ポジションに
なりそうなので競争は厳しいはず。須藤本人の生き残りを賭けての戦いだった側面もあり、これが
いいアピールになったことを祈りたい。
ナンちゃんが３試合連続ゴールと調子を上げてきているのもいい。今期は決定機を多く逃していて、
その原因のひとつは「力み」なのかなと感じていたが、ここへきて、いい意味で力が抜けてきたか。
ヘッドの高さ、運動量、裏へ抜けるスピードと武器が複数あるＦＷ、最下位のチームにいるのが不思議な
選手だ、と客観的に見ても思うのだが。
次は首位セレッソ大阪戦。相手は強いが、前回の対戦でも善戦しており決して勝てない相手ではない。
問題は３連戦の最後で、コンディションが不安なこと。八田は戻ってくるがヨンデは不在、八角も
怪我でどうか。須藤にもう一度先発のチャンスがきそうなので、サポの前で大いにアピールを。
ヒョヨンも不安。岡山戦でも後半は動けてなかった。ＦＷは池元が怪我なので層が薄い。中野か
西田のＦＷ起用もありそうだ。やり繰りが難しいと思うが、状態の良い選手を積極的に使って、上位
いじめを再び期待したい。
