まあ、予想どおりなのかなと思う。菅首相の消費税発言が、唐突と受け取られるのは当然でしょう。問題提起
すること自体は正しいけれど、その前に説明すべきことが「多々」あったはず。その工程を省くのはルール違反
だろう。
1.現状の日本の収支を説明する
2.掲げた政策(無駄な出費のカット、公務員と国会議員制度改革による人件費削減、特別会計見直し等)で
どの程度の財源を捻出できそうかを説明する
3.その上で、どうしても賄えなければ増税へ
これが普通の順序だけど、2の説明がとにかく抜けている。あまりにも説明が無いので、「やる気ないんじゃ?」
「しがらみ」があってできそうもない政策(特に公務員改革)も、しがらみのない党なら…という期待感の表れだ。
自体の「組み換え」がどれだけ実行できるか、が勝負だろう。注目したい。
日本の税収が、特別会計を含めれば「200兆円」規模であることを知らない国民は多いのだ。