では結論を。その前に最近、競馬について思うことを少し前書きで。
ダービーの予想で痛感したのが、主催者の準備というか、仕込みの凄さ。重賞に関して言えば、過去の歴史を
利用して新しいモノを作っていく。今年で言えば「GⅡ京都新聞杯」の利用方法なのだけど、その複線は、既に
10年以上前にありました。歴史を軽んじては、重賞は理解出来ないということなのでしょう。
ところで、「ウマイハナシ」という主催者の5分番組があるのをご存知ですか。ぜひ見てもらいたいのだけど、
主催者からのメッセージ性に溢れています。やはり時代は国際化なのだ、と。
で、今週強調していたのは「函館なのに札幌」。史上初めて函館でGⅡが施行されます。でもこれは主催者の
事業計画としては何年も前から決定していたこと。(札幌改修工事)この状況のために用意された16頭の駒は、
ぜひ記憶に留めておきたいですね。で、今週のヒントは「○○なのに○○」だと仮説を立てます。ならば・・・
かえって「函館なのに札幌のGⅡ」では相応しいのでは。
相手は函館歴ある馬ですが・・・外3頭を、今夏の函館オープンクラス勝ち馬で揃えた点が気になります。
ダービー馬ジャングルポケットが3歳時に出走、3着したのは2001年。(別定戦時代)
今年出走する、朝日杯FS+皐月賞馬の着順こそが、今年のテーマそのものだと考えています。主催者の
壮大な準備があると感じるのです。3歳クラシック牡馬が、札幌記念を何かのステップに使う時代なのでは?と。