この日の豪雨・・・耐えて最後まで見たサポーターだけが、この日の勝者だったのかも。
寺田をトップ下で再び起用、黒津を1トップに据えた攻撃陣だが、やはり?イマイチ機能しなかった。HTには
「奥寺が斬る」のコーナーで、攻撃の消極性や単調さを指摘されていたが、その通りだと思う。結局、誰が
仕掛けのスイッチを入れるのかがハッキリしない。寺田が担う役割のはずだが・・・まだまだこれからか。
一方で、守備陣は2試合連続の無失点。これをボランチ変更が理由、と言い切るのは早計か?とにかく、
監督の意図である守備の安定は、結果として出てきていて、バイタルの守備は良くなっている。次の課題は
やはり攻撃となるが、私的には、しばらくケンスケ-中里のコンビは固定して使い、更に安定感を増して欲しい。
肝心の試合内容だけど、さすがに後半はピッチ状態が悪すぎて、両チームの選手が可哀相だった。あれじゃあ
プロの妙技も見せづらい。横浜としては、もう少し早く「雨対応」にシフトして、ジャンボ投入からの空中戦を
挑んだほうがよかったと思うが(実際、そのほうがチャンスを作れていた)、まあ、これも結果論か。
今月は試合が多く、じきに梅雨も明けて暑くなるので、選手のコンディション維持が大変。この日のような
試合は、疲れが残りやすそうなので、ジックリと立て直して岐阜に乗り込んで欲しい。下位だからといって相手を
甘く見ず、気持ちの入ったプレーを。