横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

主将の意地

 今期最終、ニッパツ三ツ沢での群馬戦は1-0で勝利。例年、最終戦は成績が良いらしい横浜は、今年も
勝利でシーズンを締めくくった。1年間戦い抜いた監督、スタッフ、選手たちに、今年も「お疲れ様でした」。

 強い寒風の吹く天候で、前半風上にたった横浜が押し気味に試合を進める。群馬の選手が2人も、怪我で
前半20分過ぎまでに交代というアクシデントがあり、攻勢を強める。そんな中、寺田の豪快なミドルシュート
決まって先制。本人曰く「30年に1度」らしいが、それって、生涯最高!の意味でしょ(笑)

 後半は、逆に風下で耐える時間が続く。今期でチームを去るノザを投入してからは、カウンターで好機を
作るも、ノザが決められず。群馬の好機はシュートミスに救われ、そのまま逃げ切り成功。最終順位は15位で
終えた。中田監督が就任以降、ホームでは負けなし。これがサポーターにとっては一番嬉しい。

 試合後にはシーズン終了セレモニーがあったが、フロントへは厳しい声を、現場の人には温かい声援を、と
ハッキリ分かれていたのは例年どおり。というか、このクラブが抱えている問題を、長年のサポはよく分かって
いるということ。来期は監督選び、選手の大幅入れ替えと、これまた何度となく経験した難題が待っている。

 今年の最初に、このブログで「今期はJ2残留が目標」と書いた。シーズンを振り返れば、実際に降格を意識
した戦いを強いられたゲームもあり、いよいよ横浜FCというクラブにも、そういう転換期が来たことを思い知る
1年だった。ゴール裏は「目標残留?」のダンマクを出したが、今年の補強を見れば事前に理解出来たことで、
今更?の感も。

 事前予想通り、ベテラン勢には厳しい契約更改になった。理由はお金がないからだ。最終戦に4000人しか
来場者がないクラブも、そうはない。そろそろ、我々サポも「横浜FCの経営は厳しい」ことを真剣に考えるべき
時期ではないか。このクラブが観客を増やし、スポンサーの数を増やす道のりは長く険しい。来期にむけて、
どうやってチームを補強し、J2残留を果たすのか。闇雲にフロントを叩くのではなく、サポも出来ることをやって
いかなければ。クラブ側も、そのためのビジョンをもっと明確に打ち出すべき。それが主将コメントの真意だ。