横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

木枯らしに吹かれるとは

 天皇杯の大宮戦@NACK5は、0-1で敗戦。結果は受け入れるが、それとは別に言いたい。あまりにも
J1有利な条件に、だ。J2勢は10月30日、11月3日、6日と試合をして中2日。J1は中5日。そしてスタは
大宮のホーム。ハンデがありすぎる。これは受け入れ難い。来年以降は、こういうことをなくして欲しい。

 試合のほうは、リーグ戦から先発総入れ替えとなった。まだ理論上はプレーオフ入りの可能性があるので、
やむを得ないだろう。私的には、普段見ていない選手、特にGK高丘のプレーを楽しみにしていた。他にも、
ソンス、楠元、松下、内田と見たかった選手が。気温が低く寒風吹きすさぶ状況下だが、気持ちは熱い面々か。

 5バック気味に守る前半は、相手のスピード、技術に劣勢だったが、徐々に慣れたかピンチは思ったよりも
少なかった。対して攻撃はソンス、小野瀬のスピードを活かしたカウンター主体。そして松下の正確なキックから
ジャンボに決定機が2度。特にポストに弾かれたヘッドは「入った!」と思ったのだが・・・残念。

 対して大宮は、後半に交代3枚を切り「90分でケリをつける」方針に。対する横浜は反応が鈍く、交代が遅い。
最初の交代が、相手が3人替えた後とは・・・すると、やはりというか押し込まれだす横浜、とうとう89分に失点。
2人目の交代を用意したところだった。延長を視野に入れたのかもしれないが、そりゃ「取らぬ狸の・・・」でしょ。

 慌てて2、3人目を送り込むが時既に遅し、となった。どうも最近、ベンチワークが後手を踏んでいるようで、
以前の積極性が見られなくなっている。我々は挑戦者なのだから、「消極的」には陥ってはならないだろう。
この試合も、もう少し早めに手を打てば、延長戦に持ち込めたかもしれないのだし。

 試合としてはうまく運べたし、個々のパフォーマンスも悪くなかった。収穫アリ、と言っていい。厳しい環境下、
駆けつけたサポの期待にも応えたと思う。だからこそ、勿体無いと思う気持ちもある。来年のことは全く
見えないが、またJ1チームとの試合を見たい。そんな気持ちにさせられた。