では、最終回。
・ＦＷ
イバ（評点７．０）：文句なしのＭＶＰ。開幕直前の加入で１８ゴールは見事の一言。フィジカルの強さ、高さ、
足元の技術、決定力、周囲を活かす視野の広さとパス出しの巧さ。全てがＪ２では破格で、
２２チーム中、Ｎｏ．１ＦＷと言って過言ではない。来期残ってくれたことが、最大の補強だ。
津田（６．０）：その運動量、特に守備面でチームを助けた。本人はもっとゴールを決めたかっただろうが、
守備の負担から体力面で厳しく、やむを得ない部分はあった。裏抜けのスピード、技術は健在で、
イバとのコンビがもっと熟成し、守備の負担が減ればゴールは増えるはず。期待したい。
大久保（５．５）：途中出場が多かったのは体力面の問題か。イバとのツインタワーは相手の脅威となり
チームの勝利に貢献した。ヘッドの威力は衰え知らずで、まだまだゴールを取れる。できれば、
もう少し足元のポストが上達すれば・・・でイバを参考にしてみては、とも。
カズ（５．０）：Ｃ大阪戦でのゴールは見事。逆転勝ちを呼んだ。しかしシーズン全体では低調で、走力の衰えが
見えてきている。先発出場が厳しくなってきた。途中出場で、Ｃ大阪戦のようなプレーをすることに
活路を見出すべき状況と思うが、余計なことをする人たちがいるからなあ・・・
・監督、その他
ルス（４．０）：難しい評論は不要。復帰した今年、ホームで１度も勝てなかった。これだけでサポからの評価は
決まり。体調が優れない人に、責任ある立場を任せたことが失敗。引き受けた側にも問題は
あるけど・・・
中田（６．５）：昨年に引き続き、難しい状況のチームを立て直した。プレーオフ進出の夢を見せてくれただけで
十分すぎる。来期はキャンプからチームを作れるわけで、どんなサッカーを志向するのか、を
楽しみにしている。
コーサク（５．５）：開幕３連敗後、しかもＪ３上がりの好調山口相手、という難しい試合を勝った価値は大。
その後の試合では「先発、システムいじりすぎ」で失敗もあったが、いい経験になっただろう。
将来、トップの監督を目指すならば、ぜひＳ級ライセンスの獲得を。
フロント（３．０）：監督選び失敗の任命責任大。たまたま、タナボタでイバを獲得出来たから残留出来たものの、
普通なら降格争いをしていたはず。学習能力の無さ、危機感の薄さを露呈した。さすがに
懲りたか、早々に中田監督の来期続投を決めたが、相変わらず頼りない連中。
以上です。来期は今年以上の順位を期待したいが・・・奇数年は順位が悪いジンクスあるからなあ・・・
