横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

【トップチーム】2016シーズン総括・選手編(2)

 では続きです。

 佐藤(評点6.5):遂にその才能が開花。寺田の負傷離脱後、責任感と自覚が芽生えたか、中盤を攻守で支配
            するようになった。縦に早いサッカーに、その鋭いパスが合致。また、最後まで衰えない
            運動量も光った。もう少し早ければ・・・とも思うが、来期も残留すれば不動の中心選手に。

 中里(6.0):地味な役回りだったが攻撃に出るケンスケ、寺田をカバーして献身的にプレーした価値は高い。
         左足のキックもCKやサイドチェンジに有効で、もっと評価されていい。ケンスケとのコンビは
         横浜の大事な財産で、来期も期待したい。もう少し判断が早くなれば言うこと無し。

 寺田(5.0):10番だけに厳しめにした。縦に早いサッカーへ変貌した今年の横浜に、順応仕切れなかったか。
         キープ力、ターンで1枚剥がす技術は健在だが、やはり本来ならボランチより2シャドーの位置が
         最適に思える。ハマのイニエスタになれる存在だと思うが、いかんせん戦い方が違いすぎる。
         その意味では、クラブが使いこなせていないとも言える。惜しい。

 野村(6.5):左サイドを、ほぼ1人で支えた。それだけでも立派だが貴重なゴールも挙げ、今年最も飛躍した
         選手と言っていい。攻守に運動量が多く、途中交代もやむなしというほど走り回ったのは、
         印象深い。現状、替わりの効かない選手で来期も不動の左サイドだろう。

 小野瀬(5.5):前半戦は右サイドの中心だったが、怪我以降は野崎にポジションを奪われた。課題は毎年
          同じで「積極性」に尽きる。技術、走力は問題ないのだから、後は自分が攻撃を引っ張るという
          気持ちをプレーで表現できるか、だ。来期こそブレイクを。

 野崎(6.0):後半戦は右の先発に定着。相手DFとボランチの間で受ける技術に秀で、パスワークに苦しむ
         チームを救った貢献度は大。また、イバとの相性も良く、コンビプレーでチャンスを演出した。
         こんないい選手を一旦は解雇したフロントは、やはり成長していない。後は点を取れば完璧。

 ロク(5.5):地味だが技術はシッカリしていた。本当はボランチ向きなのか?マルチロールだが、逆に
         長所をアピール出来なかった印象。J2なら、他クラブでもやれると思う。

 松下(5.5):理由は不明だが、出場機会が激減。天皇杯を見る限りでは、その右足の精度は健在だった。
         やはり今年のサッカースタイルに合わなかった、ということだろう。本人もパス中心のスタイルが
         好きなようだし。相手にすると嫌な選手、来期、また三ツ沢で会えることを祈る。
 
 最後はFWと監督を。