横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

【シーガルズ編】くのいち恐るべし

 今期シーガルズ初観戦となった、三ツ沢でのなでしこリーグ2部・対伊賀FC戦は0-3で完敗。なるほど、
さすがに昨季1部で戦っただけのことはあった。個々がよく鍛えられていて運動量も多く、身体的接触にも強い。
基準がこのレベルだとすれば、やはり1部は大変なのだなと想像できる。

 選手が14名新加入の今年、完成度がまだまだなのは予想通り。で、最も驚いたのが、佐藤渚の左SB起用。
走力、1対1の強さを買ってのことだと想像するが、勿体無いと思う。シーガルズの長所のひとつが彼女なので、
攻撃的な起用をしたい。後半は右MFに変更したので、背景には左SBに不安のあるチーム事情か、とも。

 戦術にも注目していたが、あまりの強風でそれどころではない状況。前半は風下になったせいもあり、ほぼ
一方的に押し込まれる。それでも耐えられれば・・・と見ていたが、ロングシュートを浴び失点。更にPKを献上。
この2失点目が痛く、そのまま前半を終えた。後半は風上なので、攻撃が増えるはずだったが・・・

 後半3分にミドルシュートを叩き込まれ3失点目。確かに風下からの素晴らしいシュートは相手を褒めていい。
だが、2点負けているチームとしては、簡単に打たせてはならなかった。昨年までの悪癖を思い出す。ここで
勝負あった感じで、何度か好機も作ったものの、決めきれずに終了。正直、力量差を感じる内容だった。

 特殊な環境下での試合だったので、これだけで今年のチームを評価するのは難しい。新加入選手たち個々の
良さはそれぞれ見られたので、今後、チームが熟すに従って、良くなるだけの潜在能力はあると思う。この日は
相手のプレスを避け、FWへ早めに当てていたがほとんどキープできていなかった。今後もこの戦い方なのか、
もっとパスを回していくのか、次回の観戦を楽しみにしたい。