ホーム三ツ沢での東京ヴェルディ戦は２－２でドロー。試合終了１分前に痛恨の失点・・・って、先々週も
同じことを書いた気がする（笑）
結果についてだけ言えば、原因はＧＫ辻のセービング。ロングボールに対して、中途半端に前へ出て傍観。
ＣＢが相手ＦＷと競っていたので、ヘディングシュートは力のないロビングだったが、何と頭を越されてしまった。
ＧＫ自身が相手ＦＷと競りに行ったのならば珍しくも無いが、ＣＢに任せてあの失点はいただけない。監督が
試合後、「何かを変えなければ」とコメントしたが、次節はＧＫ交代も十分ありうるだろう。
予兆はあった。最初の失点も、相手シュートを両手で弾きに行きながらも後逸。自分の席からはよく見える
角度だったので、正直、セーブしたと思った。ただこの失点は、相手にフリーでシュートを打たせた守備全体の
問題もあるので、そう気にしなくてもよい。しかし、このプレーを境に、辻はキックミスも連発し、明らかに動揺
していた。高い授業料だったが、精神面での成長に役立ってくれれば、と。
もっと問題なのは、やはりベンチワーク。この日も交代枠を２枚余らせていた。高い気温のデーゲーム、
最後にロングボールを簡単に蹴らせてしまったのも、足が止まっていたから。どうして、監督はいつまでも同じ
ことを繰り返すのだろう。「何かを変える」ならば、まずは貴方の交代策からだ、と言いたい。
話戻って。昨年のＧＫ高丘も、大ポカで敗戦の原因となった経験があり、メンタル面での成長につながった。
しかし、その授業料は今年活かされていない。レンタルに出してしまったからだ。辻もレンタル選手で、来年に
つながるのか不明。過去の渋谷移籍といい、貴重な出場機会で育てたＧＫを、よそに奪われている。今後、
どうするのか、クラブとしての考えを決めるべきだ。積み重ね、とはそういうことなのでは。
