横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

あるある大辞典(笑)

 データ捏造で、どうやら打ち切りに追い込まれたようだ。まあ、当然のことだ。だが、技術屋の
自分からひとつだけ言っておきたいことがある。それは…

 「番組の実験なんて、最初から鵜呑みにするな」である。理系の世界というか、実験というものは
本来、「誰がやっても同じ結果が出る=調査方法が明確で、どこでも可能である」ものしか、結果に
信頼性はおけないのだ。
 
 世界で新しい発見や、実験結果が出て論文に発表されると、学者達はその論文を見て「追試」をする。
つまり、特定の人間にしか出せないデータは、新しい発見、発明として認められないのだ。そのため、
論文には詳細な実験方法が載せられる。誰でも同じ実験をして、同じ結果が出せる。そんなことがない
「あるある~」の放送データなど、最初から眉唾だ。だって、誰も確認できないのだから…

 あまり言いたくないが、これと同じようなことは、もっと色々な世界で存在する。工業製品も決して
例外ではない。何故なら、ある工業製品のデータを一般消費者が「正しいものなのか?」と疑問に
思っても、確認実験のしようがないからだ…勿論、安全性など認証試験で義務付けられている項目は
しっかりとしている。が、それ以外の項目では…(発言を控えさせていただきます)

 だから、物を買う時はパンフなどの字面だけで判断しないことをお薦めする。やはり最も確実なのは
実際に使っている人の声だ。実際の「もの」は嘘をつけないのだから。