横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

明日は岐阜戦

 アウェーでJ新加入の岐阜と初対戦だ。Jの先輩として意地を見せたいが、調子は向こうが上向き、
こちらは下向き。厳しい一戦になることを覚悟すべきだろう。

 岐阜は攻撃力が話題になっているが(リーグ1位の14得点)、失点は9と多くリーグ7位タイであり
広島のような隙がないチームではない。対する我らが横浜は8得点でリーグ6位タイ、6失点は4位だ。
単純にみると「攻撃の岐阜vs守備の横浜」の構図となる。

 しかしここ3試合の横浜は常に先制点を許しており、その守備力に不安が出始めている。原因は?と
なるが守備陣の問題というよりもむしろ、攻撃がうまくいかないことによるリズムの悪さが守備にも
影響を及ぼしているような気がする。

 「いい攻撃はいい守備から」という言葉があるが、これは逆もまた真なり、で「いい守備はいい攻撃
から」なのだ。つまり、攻撃がいい形で終われば(シュートまで行けば最高)守備も整えやすい。
中途半端に攻めて、悪いボールの失い方をしている時が最も失点しやすいということだ。

 これは自分の趣味である将棋に似ている。「下手な攻めは相手に駒を渡し、陣形を乱すだけなので
反動がキツい」のだ。むしろ守るなら徹底して守りカウンターを狙うほうが勝ちやすいのもサッカーに
ソックリである。

 ただし、現代のサッカーは「攻防一体」が主流だ。上に書いた戦術は06年に高木横浜が成功した
わけだが、今の陣容では同じ戦術は取れない。都並監督の考えも違うだろう。監督が守備から入って
いることは理解しているが、この「攻防一体」の部分に関して、どのような考えを持っているかは
未だに見えてこない。

 その意味でも、攻撃的な岐阜との対戦は注目となる。現時点での完成度で劣る、と自覚していれば
「カウンター戦術」で臨むのかもしれないし、第一クールであることを考え、あくまでもやりたい
戦術で押し通すかもしれない。ここは明日の見所になるだろう。

 個人的には、この試合が第一クールのヤマ場と捉えている。ここで新参者に無様な敗戦を食らうのは
サポ感情的にもキツいし、何より連敗することでチームのムードが一気に落ちていってしまうので
それだけは避けたい。監督、選手達の奮起に期待しつつTVの前で応援する。

 ps 3戦連続先発でもチームの結果につながっていないカズは、サブスタートが妥当ではないか?