横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

雨中の激闘

 愛媛戦は2-2で引き分け。大雨でボールがまともに転がらないピッチ上で選手たちは「勝ちたい」
気持ちを表現してくれた。結果は伴わなかったが、次の水戸戦に期待を持たせる試合だった。

 あれだけの悪コンディションでは、内容を評価することは難しい。蹴り合いに終始した、というか
せざるを得なかった状況で「平均年齢30+何歳」の横浜には体力的に不利だったはず。しかも主審の
ヘボジャッジで早川が退場…10人で後半のほとんどを戦ったのだが、よく最後まで走りきった。
そこを高く評価したい。

 2得点はアンジーエリゼウで、やはり助っ人の存在は大きい。となると「飛車角落ち」だった前節は
それだけ厳しい状況だったのかと改めて実感。外国人頼りなのは…という考え方もあろうが、これは
J共通の現象なので(FWなんかどこのチームも助っ人頼りでしょ)認めるべき現実だ。

 最後に。今日はあのメンバーで、あれだけ走り切った。それは10人になったことと、雨でパスが
回せないピッチというふたつの状況が彼らを「走らせた」と言えるかもしれない。しかし、逆に言うと
「普段、何故あれだけ走らなかったのか、勝利への執念を見せなかったのか」?

 ベテランが多いので、体力消耗戦を避けてきた一面もあるだろう。しかし、過剰な計算高さは時に
「省エネではなく省力」になることもある。常に100%のプレーをとは要求しないが、余りにも
セーブしすぎている時はないか?と。足がつるまで走る選手を今年は見ていないような気もするのだが。

 少なくとも三ツ沢では勝利への執念を強く持ち、100%に近いプレーをして欲しい。今日あれだけ
走りきれたのだから、次の水戸戦でもあのくらい動けるはずだ。更に強い勝利への気持ちを見せて
勝ち点3を取ることを期待する。

 ps 彼らを走らせた3つめの「状況」はやはり、岐阜戦後のゴル裏からの「熱意」だったのかな。