横浜FCと競馬を愛する男の日記

横浜FC、GWは連勝したい

折れるのも無理ない

 motoさんがサポを離脱すると宣言した。驚いたが心情はわかる。実は鳥栖戦では普段、メインで一緒に
応援する「皆勤賞のおふたり」の姿が無かった。もしかすると、今年は皆勤を諦めたのかもしれない。
そうだとするなら、その理由は想像に難くない。

 鳥栖戦は1500人しか入らなかった。鳥栖側が結構埋まっていたのに、だ。さすがに負け続ける
試合を根気良く見続けるのは辛い。あまりに辛い。鳥栖戦なんかは、その典型的な内容だった。
「お金払ってストレス増やすのは嫌だ」という意見はもっともである。

 ただ、自分はこうも思う。クラブというのはフロントと現場が両輪だが06年は「現場が快挙」を
成し遂げてくれた。それはフロントのドタバタ(=監督を1節で解任)を現場が救った形だった。
結局、フロントの未熟さでJ1は1年で降格となったが、現場はサポに大きな財産をくれた。

 では、09年はどうだろうか。少なくともフロントは変わりつつある。サポの要望に耳を傾け、
少しづつでも実現するようになった。勿論、まだまだだけど08年の後半あたりから「変わろう」と
いう意識はハッキリ伝わってくる。

 逆に現場はどうか。率直に言えば、フロントの頑張りに応えているとはとても言い難い。練習場も
東戸塚にあるし、食事面でも十分なサポートをしてもらっている。05年以前を考えれば雲泥の差だ。
なのに、この体たらくは一体何なのだろう。

 ハッキリ言ってしまえば、現状は「現場の未熟さ」に大きな原因がある。今や、現場という片輪の
ほうがガタガタでもう片方の車輪に迷惑をかけている。せっかくフロントがアイデアをひねって
三ツ沢を盛り上げようと努力しても、肝心のメインイベントがお粗末だからだ。

 だから現場よ、もう一度奮起せよ。お客さんを呼び戻すには「面白い試合」をすることが絶対に
必要だ。すぐに結果(=勝利)を出せとは言わない。シュート3本しか撃てなくて、3失点して、
すごすご引き下がるような試合は、もう二度と三ツ沢で見せてはならない。

 あさっての試合に向けてもう一度言う。「失点のことは考えるな、とにかく点を取りに行け」。
積極性の無い試合なぞ、もう見たくない。無得点負けは、大負けと同じくらい「つまらない」ことを
知ってくれ。監督よ、頼む。せせこましいアリバイ作りはもういらん。