東京Ｖ戦は２－０で勝利。スコアだけ見れば快勝のようだが、内容は差が無かった。先週の湘南戦
のほうがむしろ快勝に相応しい中身（負けたのだが）だったような。
ハヤ、ナンちゃん、八角、西田というレギュラー４人が先発にいない意外な状況。怪我をしたハヤ、
西田はまだしもナンちゃん、八角は全くの予想外。サブに攻撃的な選手を揃えたことから見て、今日は
「後半勝負」なのだろうと推測した。
前半はやや相手ペース。ウチのプレスがうまくかからずボールは支配されていた。ただ、相手には
シュートまでさせずに防ぎ、セットプレーなどから形を作れていたのは横浜だった。前半焦らずに
シッカリ守り抜いたことが、後半につながったと思う。
池元の先制ゴールは、「神様がくれたプレゼント」のようだった。勿論、いい位置に走りこんでいた
のは事実だが、当たりそこないのキックがああもうまくＧＫのタイミングを外して枠に飛ぶのだから。
これも今までの努力に対してのご褒美なのだろう（笑）ＦＷは点を取ることが何よりの薬なので、
今後は池元の調子が上がってくると期待したい。
先制すればこちらのもの。ナンちゃんを投入して前からの守備を強化し、西田を入れて中盤の
運動量も落とさない。相手が前がかりになるにつれカウンターでのチャンスができる。が決められない。
しかし「前から追い続ける」姿勢が、相手のミスにつけこんだ片山のＰＫゲットにつながった。
前節の湘南戦と比べれば、三ツ沢での「最後まで集中を切らさずやり切れている」ことが如何に
大切かを改めて思い知る。０６年には毎試合見ることが出来たこの姿勢、今はまだホームでしか体現
できないけれど、これを続けることでいつかはアウェーでも…そんな思いがよぎった。
個人的には、池元のゴールが何より嬉しい。来年もウチで活躍して欲しい選手だから。
