今年最後の三ツ沢・草津戦は１－２で敗戦。先制していながら逆転を許してしまったことには
ガッカリ。ただ、負けになってしまった理由を探せばいくつか思い当たる。箇条書きで書いてみる。
・メンバーを多く入れ替えてきた。特にＣＢの２枚替えは常識的には「ありえない」選択。試合カンの
鈍っている２人を並べたことは、勝負という観点から見てどうだったのだろう。
・ネジのシュート２発、テルのミドル、ナンちゃんの低いクロスをあわせたプレー、どれかひとつでも
決まっていれば、今日は勝利もありえたと思う。中でもナンちゃんのプレー。ＦＷなら少なくとも
枠には飛ばして欲しかった。最高のクロスを供給した吉田が報われないよ。
・相変わらず、都倉が止められない。彼一人にやられてしまった。３回目の対戦なのに対策は無かった
のだろうか。それとも「ＣＢの力量不足」と言う、認めたくない言葉を使わねばならないのか。
特にＰＫの場面、そこまでするような状況ではないように見えたので、悔しさが残る。
・監督の打つ手は相変わらず遅い。今日「も」交代を用意している間に勝ち越されてしまった。会見で
本人も自覚していたが、「残り５分」で２人選手を投入しても出来ることは限られる。草津が早々と
２人交代して勝ちにきたのとは対照的だった。
エデルが持ち味を見せたし、ネジは復調の気配が見えたし、テルは好調だったし、と収穫もあった。
メンバーをあれだけ入れ替えた割には、よく戦えていたと言っていいかもしれない。それだけに、
結果を出して欲しかった。来年、何人の選手が三ツ沢に帰ってこれるのだろうか…とネガティブな
感情も胸の奥にこびりつく。
もう来年の開幕まで、三ツ沢で横浜ＦＣの試合を見ることは無い（はず）。残り４試合はジプシーの
ようなホームゲームを戦うことになるが、果たして三ツ沢に近い空気を作ることができるのか。
それが選手のためになると信じ、声援を送ろうと思う。
