２０１０天皇賞春・考

　皐月賞では第二候補にしたヴィクトワールピサが勝利。ダービーにたどり着けるのか？が興味の的だが、

青葉賞でペルーサが勝ったところを見ると、ダービーには出てこないような気がする。

 

　本題。今年「も」と言っていいのか、メンバーがしょぼい春天だ。ロジユニヴァースも、ドリームジャーニーも、

スリーロールスも、ウオッカも、カンパニーもいないわけで、こんなＧⅠがあってよいのだろうか（笑）とすら

思ってしまう。ＧⅠでの連対歴を持つ馬はたった２頭。３着歴を入れても４頭とは。

 

　そんなわけで、当然、人気はＧⅠ、しかも京都の長距離競走である菊花賞、天皇賞春の連対馬に集まる。

が、しかし、そんな単純でいいのか？とも思う。フォゲッタブルは少なくとも１着を狙ってきているとは思えないし、

マイネルキッツが連覇する可能性はあれど、戦歴には疑問点もなくはない。

 

　そこで、気になるのは３着歴を持つ２頭。ジャガーメイルが２人気なのにも驚くが、もう一方で、こちらが低人気

なのも不思議。高齢が嫌われるのか、騎手が地方所属だからなのか。

 

　◎エアシェイディ　◎´マイネルキッツ　○フォゲッタブル　注ジャガーメイル　△ベルウッドローツェ

 

　確かに、地方騎手や外国人騎手（しかもＪＲＡ実績に乏しい）の優勝は考えにくいな、と思う。でも、逆に

今まで芝２５００ｍ超の競走に全く興味を示さなかったエアシェイディが何故、９歳にもなってマラソン（笑）に挑む

気になったのか？とすると、その答えを騎手が表現しているのかな、とも。

 

　馬連万馬券に期待したいが、イマイチな配当に終わる危惧も。